nosesan59_2_TP_V

137: 本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火) 03:58:14.78 ID:w1qq8Z+mO
夜中、急にビールが飲みたくなる時ってのは大学生になると
一度は必ずやってくるもんだと俺は思ってる。

先日、もう日が変わって夜の一時くらいになった時の話。
テレビでアサヒのスーパードライのCMを見たせいか、急にビールが飲みたくなって、冷蔵庫を開けた。
丁度ビールを切らしてたみたいで、中はケチャップと卵だけ。
で、仕方なく俺は近所のコンビニまで徒歩で向かう事にしたわけ。

ものの数分、あっさりとコンビニに到着し目当てのビールと少しのツマミを買って帰る。

帰り道には、遊具が2つばかりある小さな公園があるんだが、
そこを通る時に、渋いオッサンの歌声が耳に入った。




138: 本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火) 04:09:29.60 ID:w1qq8Z+mO
「も~もたろさんも~もたろさん」
まさかの桃太郎。

「ふっふふっふふっふふーふっふふっふふー♪」
しかもうろ覚え。

酔っぱらいが公園で寝てるのか?
と、無視して家に帰ると、すぐさまビールの缶を開けて一息。
ソファーでゆっくりとしてると、帰り道の歌声を思い出して、
ほろ酔いで気分も良いせいか、桃太郎を口ずさむ。
といっても、恥ずかしくて小声で。

「も~もたろさん、も~もたろさん。おっ腰につけた、き~びだんご~一つ私にく~ださいな~。………」

なんだかんだで俺もこの先覚えてないや。
と思って、ソファーに深く腰掛けた途端。
耳元で、「おぉ、そうだそうだ思い出した」と聞き覚えのある渋い声。



139: 本当にあった怖い名無し:2011/07/19(火) 04:13:41.35 ID:w1qq8Z+mO
びっくりして辺りを見回すも、当たり前のように俺一人。

気味が悪くなった俺は、その日はつべで桃太郎のフルを聴いて
(というか、聴かせたら成仏するかな。なんてアホな事を考えてて)布団に入った。
運良く、その後は何ともない。


引用元:http://toki.5ch.net/test/read.cgi/occult/1309176058/