【実話】階段の踊り場にいつも影のようなものがいる 2016年08月26日 カテゴリ:実話田舎の怖い話 13/03/22うちの一族の話を一つ。俺が小学校に上がる年、住んでいた家が平屋から新築の二階建てになった。当時の俺は夜に二階に上がるのが嫌だった。夜になると階段の踊り場にいつも影のようなものがいるのが見えたのだ。人か獣か、何かなんてわからないけど、とにかくそいつはいつもニヤニヤしながらこっちを見ていた。両親にはもちろん相談した。父も母も、まあ暗がりをお化けと思い込みおびえてるんだろう、みたいな対応でまともに取り合ってくれなかった。 続きを読む タグ :#一族#猫の置物#薄気味悪い表情#怯える#怨み#魔除け
【茨城県】家の中にいる得体の知れない何か※長文 2016年08月26日 カテゴリ:長編怖い話 12/10/01これは2年前、当時、中学3年生だった時の出来事。父親の仕事の関係で茨城にある、つくば市という所に引っ越した。正直3年生のこの時期に転校なんて最悪だと思っていたけど、仕事では仕方ないと半分気分は落ち込んでいた。そんな俺の気分をさらに落としたのがボロクソな引越し先の家。初めて訪れた時は長いそうじの幕開けと覚悟をした。庭はお菓子やら何かの袋のゴミが散乱していてひどい状況だった。さらに驚いたのが庭に面している家の窓ガラスが割れていたこと。おいおい、ここの管理者は何してるんだとため息が出た。しばらく庭を見ていると2階から父親の声がした。 続きを読む タグ :#つくば市#壁の穴#引越し#ボロい家#変な音
【臨死体験】黄色いでろっとした水の中に立っていた 2016年08月26日 カテゴリ:怖い話短編 15/05/03 臨死体験的なものをした話。 元々胃痛持ちで、十二指腸潰瘍を患った時に普段の胃痛だと思ってがまんし過ぎてこじらせて、ぽっかり穴が空いてそこから胃酸が漏れてたとかで死にかけた事がある。 気づくと黄色いでろっとした水の中に立っていた。水の高さはヘソ上くらい。普通に服は着ていて、濡れて絡みつく感じが不快だった。 わりとすぐそばに陸地が見えていた。けど地上には何にもない。地平線。山っぽい凹凸はあった。逆側にも遠く岸のようなものは見えてたけど、かすんでよくわからなかった。続く空も黄色っぽくて、重たい感じ。 ついさっきまで痛みでのたうち回ってたから、ああ、俺死んだのかなあって思った。 続きを読む タグ :#地獄#三途の川#じいちゃん#十二指腸潰瘍
【物悲しい怪談】嘘つきの幽霊 2016年08月25日 カテゴリ:電車にまつわる怖い話怖くて切ない話 12/11/14そういえば5年くらい前に昼過ぎの空いた電車に乗っていたら、それまでカバンを抱えて座っていた40代後半くらいのおっさんが、停車駅でもないのに急に立ち上がった。おっさんは額から頭頂部まで禿げ上がっていて身長はかなり高く、痩せ気味ではあるものの、骨格が太くいい体格だった。おっさんは目を半眼のようにして、直立不動で何やら軍歌のようなものを大声で歌い始めた。歌い終わってから 続きを読む タグ :#読み物#電車の中#PL学園#会社をクビになりました#阪急宝塚本線
【人怖】夜道で歌う老婆 2016年08月25日 カテゴリ:人怖怖い話 13/01/17去年の五月あたりに体験した話です。深夜に家でネットをやっていたら、外から老婆の歌声が聞こえてきた。私の家は住宅街にあります。住宅街といっても、田舎の住宅街なので薄暗く寂しいものですけどね…。まれに深夜に酔っ払いが歌いながら帰宅することがあるので、また酔っ払いかと思った。けれど、老婆は変だろうと思い気になって仕方がなくなった。私は急いでパジャマの上に上着をはおって外に出た。老婆なので歩く速度が遅いらしく、歌声は家からまだ近い。 続きを読む タグ :#怖い人間#六角ナット#田舎の住宅街#薄気味悪い
当時TVにも取り上げられるような大事件に遭遇して生死の境をさまよった事があるんだ 2016年08月25日 カテゴリ:怖い話事件、事故 12/11/30 俺が高校の時の話なんだけど、実は俺、当時TVにも取り上げられるような大事故(大事件)に遭遇して、生死の境をさまよった事があるんだ。 特定されたらアレなんで、具体的な話はさけるけど、顔とか刺されまくって元の顔が分からないくらい腫れ上がって、アンパンマンみたいになった事があるんだよ。 家は裕福でもなけりゃ貧乏でもない普通の家だからさ、集中治療室から出れるようになったらそのまま大部屋に移されたんだけど、しばらくは起きてられる時間が一日30分が限界とかそういう生活が続いてた。 両手の筋を切られて手も使えない、歩けもしない。というか動けない。そんな入院生活の時の話。 続きを読む タグ :#死神#入院#生死の境をさまよった#じいちゃん#守ってくれた
新聞配達中にあった怖い話 2016年08月24日 カテゴリ:実話短編 12/11/06おとといあった超実話。俺、会社の春の健康診断で中性脂肪と悪玉コレステロールがヤバい値が出てるのよ。で、運動しろって言われてできるもんじゃないし。考えたのが新聞配達のバイト。事情を会社に説明して1年間だけ兼業を許してもらった。で、かれこれ半年が過ぎたんだけど…おとといの配達(あ、朝刊だけね)の時、いつもの米屋のポストに朝刊を差し込んで次に行こうとしたら、自販機の影からババァがゆっくりと出てきたワケ。 続きを読む タグ :#バイト中#遮るババア#お通夜#遺影
古着屋で見た謎の穴 2016年08月24日 カテゴリ:エニグマ人怖 12/12/08 前に叔父から聞いた話を紹介したいと思います。 おそらく二、三十年前、叔父が様々な地方を巡って仕事をしていたころ、ある地方都市で一週間、ビジネスホテルで生活しながら働くことになった。 叔父はそのホテルの近くに、変わった古着屋が建っているのを見つけた。そこは一階が古着屋、中の階段を上がった二階がレコード屋になっている店で、二階に中年のおじさん、一階に若い店員がいたという。 店の雰囲気から、中年のおじさんの方が二つの店の店主らしい。どちらも古びた洋風の内装とやや暗い照明で、扱っている品とはギャップのある、レトロというよりアンティーク調の不思議な雰囲気を出していたという。 続きを読む タグ :#レコード屋#変な生き物#手#段ボール箱#階段
【ゾッとする話】ダムに浮かぶリラックマ。検索してもなぜか見つからないホームページ 2016年08月24日 カテゴリ:ゾッとする話不気味 12/12/29俺、ダム好きでね。休日になるとデジカメもってダムの撮影に出かけるんだわ。そんでもってその写真でブログもやっている。その日出掛けたのは、N県のとある超有名な国立公園に行く途中にあるダムで、ダムが3つと1つの取水堰(しゅすいぜき。ダムの小さなものと考えておいて)がある。順番的には下流から、取水堰→ダムA→ダムB→ダムCという順番。国道を飛ばして取水堰に到着。着いたのはお昼前かな。そして、デジカメのファインダーを覗きながら写真を撮り始めた。堰の全体図、水門などなど構図を変えながら写真を撮る。そんでもって、取水堰だから、水路に水を引くための水門がある。 続きを読む タグ :#ブログ#水門#女の子の慰霊碑#管理棟#道の駅#不気味
【人怖】ひとり言を言い続ける女 2016年08月23日 カテゴリ:人怖怖い話 03/01/13一年前のことです。当時、ぼくは現役で合格した夜間の大学に通っていたのですが、その頃のぼくは、大半のだめ人間がそうであるように新しい環境になじめず、毎日が暗い日々の連続で、しばらくして「こんな学校を卒業しても意味がない」という甘ったれた考えを持つようになって、ちょくちょく学校をさぼっていました。その結果、進行した講義にまったく付いていけなくなり、ほぼ登校拒否になってしまったのですが、甘ったれなものでそのことを親に言えず、仕方なく学校に行くふりをして、毎日ふらふらとファストフード店に入り浸って、途方もない時間をつぶしていたのです。 続きを読む タグ :#大学生活#登校拒否#ぼっち#銀座#変わり者#奇人