
小一くらいの時の記憶
どっかの細い道を友人二人が先を急いでいる。
漏れは追いかけて行こうとしたけど白い建物の裏につながれている、セントバーナードのようなでかい犬に目を奪われて立ち止まってしまった。
友人が先の方で呼んでいる。
何かその犬が気にかかるんだけどそのまま呼ばれる方に走っていったが、何でかその犬が気になる、気になるというか、どういうわけか犬が心配で戻らなくてはいけない、何で戻らなかったんだ、とずっと後悔している。
場面が林の中や友人の家に変わってもずっとその思いを引きずっている。
ここまでは夢の中の記憶だけど、起きてからも何で戻らなかったんだ、犬が心配だ、という感情だけがまだ残っていて不思議だった。
206 205続きsage2005/10/27(木)16:13:56ID:mZUC4amf0
翌朝
あの白い建物がどこなのかは分かっている。通学路に面して建っている病院だ。
その病院の前の道は大通りで毎日往復しているが、くだんのその脇道は狭くて薄暗く
通学に使ってはならない道だったので、帰宅には近道だったがまず通ることはなかった。(通学路を無視するならもっと近い道もあったので)
その日は漏れの主張で友人3人とその脇道から下校することにした。
柿の木が覆いかぶさるように生えている薄気味悪い病院脇の小道を、30mも入っていくと病院の裏に確かに犬がいるのが確認できた。
ただ夢で見たのとは違う、さほど大きくもない柴犬が暗くじめじめしたスペースに繋がれていた。
何だ、夢でみたのと違うな・・・少なからず失望して先を急ごうとした時友人が前の方から呼ぶ声がしました。
「おーい、○○ はよぅ行くばい」
あ!
207 205続きの続きsage2005/10/27(木)16:42:39ID:mZUC4amf0
この時ほどデジャヴーって奴を鮮明に感じたことはなかったです。
『そうだ犬が心配なんだ、戻らなくては』
そう思って戻ろうと振り返った時、何か変な感覚が襲いました。
自分は180℃振り返っただけなのに世界が360℃回ったようなそんな感じです。
視線を戻すと・・・犬はいませんでした。
さっきはあった汚い犬小屋も無くなっています。
驚いて友人たちの方を振り返ると、なんとその友人たちも見当たりません。
その上薄暗い、程度だったのが急に真っ暗になりました。
物凄い恐怖でした。
『この真っ暗な世界に一人で取り残される、もう元の世界には戻れないんじゃないか?』
そんな考えがよぎって半狂乱になって通学路に走りました。(たった30Mくらいですが)
急に明るくなったと思ったら無事、元の大通りの通学路に戻っていました。
振り返ると、今いる場所に比べれば暗い、程度の明るさでさっき真っ暗だったとは思えません。
友人たちの姿は見えなかったですが、そこからだと死角がいくらでもあるので単に物陰に入っていただけかと思います。
208 205最後sage2005/10/27(木)17:02:03ID:mZUC4amf0
翌日、その友人たちも普通に登校していました。
昨日のことは、何も聞かなかったのか、聞いたのに忘れてしまったのか今はよく覚えていません。
それからしばらくしてその病院に怪我で通院することになりました。
裏にいた犬はどうなったのか、その時聞いてみましたが病院で犬なんか飼うわけない、との返事でした。
恐る恐る、今度は塀の内側から裏に回ってみましたがやっぱり犬はいませんでした。
というか犬がいた、と思われた場所には古い貯水槽のようなものがあって、そんなスペースはありませんでした。
今となっては>>206-207の体験も全部夢だったのかな、とも思いますが・・・
どうなんすかね、そういやその犬のとこからもう50メートルくらい先に小さいほこら?
(神社のミニチュア版のような感じ)みたいなのがありましたが何か関係あるのかな
転載元:【異次元?】時空の歪みpart3【神隠し】

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