
852:本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月)00:51:30ID:a8JxN/on0
私が小学生の頃。
お父さんの実家に帰ったときに、おばあちゃんにビー玉セットをもらった。
みかんネットのようなものに入っていたと思う。もったいなくてしばらくネットの封を切らずにいたけれど、ある日、親が出かけて留守番を頼まれたので、暇にまかせてビー玉の封をあけた。
そして、全部で何個か数えてたり、色分けをして眺めていた(いかにも子供らしいけど)。全部で4~5種類ぐらいだったと思う。色分けが終わり、それぞれをコップに入れて鑑賞した。
その直後にトイレに立ち、戻ってくると、なんとなく一つのコップに違和感を感じて調べてみると、それぞれのコップにはきちんとセロテープに個数を書いて貼ってあったのに、そのコップだけ貼ってある個数より1つ多かったんです。しかも青のスジが入った仲間のコップなのに、黒いビー玉でした。
853:本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月)00:52:48ID:a8JxN/on0
なんだか奇妙さに驚くと共に怖くなって、そのコップにラップをして(笑)、すぐに仏壇へ供えました。おじいちゃん、助けて!と真剣に念じた私。
親が帰宅するまで別室でゲームをしながら過ごし、やがて親が帰ってくると、すぐに親にそのコップのことを良い、母と仏壇へ直行すると、なんとそのコップが倒れていて、ラップも半分剥がれていました。
怖いので、母にビー玉を拾ってもらうと、黒いビー玉だけ無くなっていました。
私が何を言っても信じてくれなく、ただのイタズラだと思われてその場は終わりました。
854:本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月)00:53:21ID:a8JxN/on0
それから、黒いビー玉のことをずっと考えていたのですが見つからず、自分でも、ただの勘違いだったんだ、と思うようにしました。
そんな日々を過ごしたある日、母が家の中で転倒して仏壇に突っ込み、腕を縫うというケガをしてしまいました。何かを踏んだということですが、その何かは分かりませんでした。
…それから20年近く経った最近になって、母があの時のことを、ふと語ってくれたんです。
「ようこ、あの時わたしがケガしたのね、あれ実は黒いビー玉を踏んで転んだんだよ」
と。鳥肌が立って、まじで怖かったです。
856:本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月)01:16:43ID:a8JxN/on0
「実はお母さん、あの時のちょっと前に事故目撃しちゃってね、トラックとバイクの事故だったんだけど、バイクの人は車の下に潜り込んでしまって。早朝のパート行く途中だったから急いでたし、怖かったし見ないふりした。
その時、何個か透明なガラス玉が転がってきてね、それを思わず拾っちゃったんだ」
ここで、なんでお母さんがこんな話し出したのかも分からないし、なんかショックだしで、目の前真っ白な状態になっていた私。
「それでね、その玉をポケットに入れて、もし証拠なんかで必要になったらと思ってポケットへ入れてその場は駆け足で去ってしまったんだよ。
その後、トラックの人が逃げたらしくて、協力をお願いする看板が立ってたんだけどお母さん、怖いことに巻き込まれたくなくて、ガラス球のこと言わなかった。
それでそのガラス玉を、パート先のゴミ焼却炉へ放り込んじゃったんだ」
857:本当にあった怖い名無し:2005/09/19(月)01:17:13ID:a8JxN/on0
「それね、ずっと忘れようと思ってて、もう本当にいつの間にか忘れちゃった。
ようこが黒いビー玉の話した時も、全然もう忘れてたの。本当に。
その後、部屋で掃除機かけてたら何かを踏んでゴロっとした感触で滑って転んで怪我したんだけど。
あの後、何を踏んだか振り返ってみると黒いビー玉だった」
「ああ、ようこが言ってたの本当だわ。って思って。でもようこに言うと怖がるだろうからって、黙っていたんだよ。
そしたら、最近になってあのガラス玉のこと思い出してね。
もしかしてあの黒いビー玉は、焼却炉に入れたガラス玉だったのかな?って」
「でも、あの時またビー玉を燃えないごみと一緒に捨てちゃったの。
どうして思い直して、証言にいかなかったのか、って後悔してるよ。
私がケガしたのも、きっと被害者の人が怒ってたのかなって思うと悲しくて」
母は、こういった内容の話をしました。私は怖さと驚きと、なんで今更言ったの?という気持ちでいっぱいです。
最近の話です。
転載元:【異次元?】時空の歪みpart2【神隠し】

コメント
コメント一覧
読解力ないなぁ。
ビー玉でトラックが滑って、バイクを轢いたという理屈? だとしても、トラックの運ちゃんには罪が無いしwwww
最悪過ぎて草ですわ
証拠かもしれないのに物品の持ち逃げと、目撃情報を提供しない理由が自己保身しか考えないあたり最悪ですわ
※2
下手なのは沢山あるけど、上手いわけじゃないからね
創作だとしても、思い出話だとしても文章力が微妙なラインだと思うよ
心理学やってる人達だとスーパーエゴが原因とか言うらしいが。
このカーチャンはある意味自分で自分に呪いかけちゃった状態だわな。
ちゃんとお金出して素晴らしい文章力の本でも読んでなよ
この話も理解し辛い程度の読解力じゃあ何読んでも満足に理解できないんだろうが
お前なに言ってんの?
それこそプロの書いた文章じゃないんだから、こんなもん頑張って読む必要もないし、一般レベルに達してないモノに気を使ってやる必要もない
この母親は人として問題大アリな人物だったようだから、あと1回の遅刻が解雇に繋がるような状況だったと仮定したって、本当に最低。
でもさ、実話だとして、なぜ「ある日」母親を一回だけ転倒させて怪我を負わせたのかね?
その日までその祟りを及ぼした存在は何を思い、何をしていたのか
そして怪我を負わせた後はなぜ何事もなく暮らせていたのか
一度怪我をさせる程度で満足だったのか
そもそもなぜ母親が焼却炉に捨てたビー玉が娘のビー玉に混ざったのか
霊的な存在の悪戯?
だとしたらなぜそんな幼稚なことを?
娘には無関係で、最初から母親を転倒させるためにビー玉がやって来たの?
ビー玉で転倒させるなんて間接的じゃなく、霊が足を払うとかして転ばせればいいんじゃないの?
などとつらつら考えてみると、霊の行動ってほんと理解不能だなあと思うわw(霊の仕業だと仮定するならだが)
黒いビー玉のミステリー。
短編で。
コメントする