
555名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/05/3105:48ID:rNPCVdMm
どこに書くか迷ったがここがいいかな。
俺の友人の体験なんだが、まだ親と同居していた時の事。自室で一人で居たときに、ふと押入の中の天井にある四角い点検口?みたいなのあるよね。
あそこを覗いてみようと思い、押入に入った。天井のフタをゆっくり持ち上げ、頭を半分ぐらい突っ込んで、目が点になった…。
556名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/05/3105:54ID:rNPCVdMm
目の前には、おそらく江戸時代であろう風景が広がっていた。
月夜らしく、月明かりに照らし出された火消しの桶(おけ)が積み重なったものや、武家屋敷チックな塀が見える。
地面は砂利というか土のようで、ちょうど天井の上がすぐ地面のような位置関係になっていた。
558名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/05/3106:00ID:rNPCVdMm
辺りはシーンとしていて物音は無く、居たら怖いが誰も居ない…。
丑三つ時といったところなのか。で、そいつは一瞬『行ってみるか…?!』と思ったが、帰れなくなるかもしれないという恐怖から、すぐに行く気は失せ、フタを閉めて寝た。
559名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/05/3106:07ID:rNPCVdMm
そして後日、昼間に前夜見たモノの確認をしようと、恐る恐る例のフタを押し上げてみた。
ところが、目の前に見えるのは単なる天井裏の風景だったらしい。
~この本人自体はかなり霊感が強く、部屋でも壁から手やじいさんがニョキニョキ出てくるのが見えるとか。
他にもいくつか体験談を聞いたが、この話が一番インパクトが強かったんで書いてみた。
611名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/07/1912:55ID:3pjjaytw
小学5年生の夏、集団旅行に行った帰りのこと。
貸しきりの電車の中、友人と缶ジュースを飲みながら雑談をしていた。私はスポーツ飲料を飲み干し、その缶を窓辺に置いて網棚の上から荷物を下ろした。
その間わずか10秒足らず。ふと缶を見ると、プルタブが完全に閉じている。
誰か別の子のもので、手がついていないのでは、と思って缶を振ってみたが、缶は軽く、中からは少しだけ残った水分の音がぴちゃぴちゃと聞こえるだけだった。
あまりに不思議なので、友人達や引率の大学生に見せた。が、誰も謎を解明できなかった。
結局その缶は持って帰って、親にも見せた。やはり謎だった。何年か取っておいた。
中学生になり、そろそろ捨てようと思って、最後にプルタブを開けてみようと思った。
プシッと軽快な音がして缶は開いた。中はやはり空だった。どういう力が作用して、飲み干した缶のフタが閉まったんだろう。
67名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/06/2413:11ID:vJt8PQuG
小学校の頃の話。床の間に変なものがあった。
それは灰色でヌメッとしていて、動物の小腸を半球状に盛り付けたような形をしていた。
なんか脳みそを思わせる形。大きさは大人の握りこぶしぐらい。血の気はまったくなく、一面灰色。
当時猫を飼っていたので、ちょっと大き目の動物でも狩ってきたのかと思ったけど、周りにはそれを引きずった様な跡は全くなかった。
誰かが持ってきて、そこにポンと置いたような感じ。父を呼んできて見てもらったが、父にもなんだかわからないという。
後でどうにかしておくと言うので、自分の部屋に戻り、しばらくしてもう一度見に行くともうなくなっていた。
どこかに捨ててくれたのかと父に聞くと、まだ捨てた覚えはないとのこと。
家族の誰も触っていないと言うのに、それはいつの間にかなくなっていた。もちろん、猫が引きずって行った様な跡もなかった。
それが乗っていた床の上についた染みは、ニスを塗り替えるまで残っていた。
いまだにそれの正体がわからない。似たようなものを知ってる人がいたら教えてください。
672名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/07/2215:06ID:uoQtkCXz
私が3、4歳くらいの事だからもう20年前になるだろうか。
今は東京に家族全員で暮らしているのだが、この頃は祖父母の住む新潟の大豆(だいず)という所に住んでいた。
ある日、私が一人で家の外に出ると、目の前の道の脇にあるコンクリートの用水路の方まで駆けていった。
この用水路というのは堀が深いドブに蓋が外れてるようなやつで、わりと綺麗でいつもチョロチョロと細く水が流れていた。
中を覗き込むと、見知らぬ小学生の女の子が二人で遊んでいた。こちらに気付くと
「おいで、一緒に遊ぼう」
と誘ってくれたので嬉しくなった私はすぐ下に降りて彼女達と遊んだ。
何をして遊んだかは覚えていないが、底の水をバチャバチャ踏んだのですぐにズブ濡れになった。と、上で
「何やってんだ!」
という声がしたので見上げると、祖父がいた。服が濡れていたので怒っている。少し待ってろと言って祖父は一旦家に戻った。女の子たちは互いに顔を見合わせると、
「じゃあ私たちもういくね」
と言い、途中で蓋が閉まってトンネル状になっている方向へ帰っていった。
トンネルといっても中は真っ暗で狭いしクモの巣だらけだし「何であんな所から帰るんだろう」と幼心に思った。するとすぐに祖父が毛布を持って戻って来て私を引き上げた。
「わたし今あの子達と遊んでたよ」
「何言っとるんだ、お前が一人だけで用水路で遊んでただろうが」
と言った。
先ほど祖父が覗き込んだ時には彼女達は絶対にいたのに、何でそんな事を言うのかと私は解せなかった。
あれ以来、あの女の子を見かけた事は一度も無い。全く怖くないんだけど、幼い頃の記憶の中でとりわけ強烈に残ってる出来事だった。
701名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:04/07/2501:56ID:XE+EvTWW
子供の頃の話だけど、未だに鮮明に覚えてる。何度か母に問いただしたけど、夢だよと言われた。
私が2~5才くらいの頃。父も母も共働きで、小さい私は寂しい思いをしていた。祖母も来てくれたけど、いつもじゃなかった。
昼間、時々寂しくて泣いていると、なぜかテレビの裏から母が笑顔で現れ、そのたび私は安心した。
その後、母が帰ってきて、私はあれまたお母さん?と不思議に思った記憶がある。母は、テレビの裏から現れるなんてしたことない、と言った。そりゃそうだ。
あと、夜中に目が覚めて、父と母を見ると、時計の秒針の音にあわせて、二人の体が浮遊していた時も何度か見た。
なんだろうね、小さい頃って不思議。
転載元:不可解な体験、謎な話~enigma~

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こういう掌編をまとめて読むのはいいね。
方言的なものなのかな~?
あれはなかなかに変なルックスの生物だぞい
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