
885名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・投稿日:02/07/15 19:09
小学校の時、図書室のそうじ当番をやっていました。
図書室は独立した古い小さな建物でドアを開けると右側に大きな鏡がかかっていました。
ある日のこと、いつものようにそうじが終わり、最後に出る私が電気を消して外に出ようとした時です。
ドアを閉める時に何気なく鏡に目をやると・・薄暗い室内で鏡がキラキラと光っています。
最初は外の光が反射しているのだろうと思ったのです。とっても綺麗だったのでしばらく見ていたら・・
鏡の中にヨーロッパのお城のような建物が見えました。すごく幻想的で美しかったのを憶えています。
急にすごく怖くなって、あわててドアを閉めて走って帰りました。
友達や親に話しても誰も信じてくれなかった。それ以後、鏡の中に不思議な光景が写ることは2度とありませんでした。
卒業後図書室は取り壊され、今ではあの鏡がどこにいってしまったのかわかりません。
あのまま鏡を見続けていたらどうなっていたのでしょう・・
もう20年も前の話です。
247名前:あなたのうしろに名無しさんが…投稿日:02/11/22 22:46
高校3年のときの話。図書館で本を借りたら、本の中に
「こんにちわ」
と書かれたメモが入っていた。次の週また別の本を借りたら、
「こんにちわ。このまえのよんでくれましたか]
と書かれたメモが入っていた。それから一週間に一回くらいのペースで、私の借りた本の中にメモが入っていた。
そこには「こんにちわ」から始まって、私がやったことが書かれていた。
(「こんにちわ、こぶんのじかんねちゃだめだよ」のような感じで)
私の直前に借りた人は毎回違うし、他の人にこのメモが入っていたという話は聞かない。
一応借りる前に、パラパラページをめくってメモがないかチェックしていたが、いつの間にか挟まっている。
同じ学校の人がやっているのかと思ったが、学校以外で学校の人がまわりにいない時に起こったことも書かれていた。
三ヶ月くらい経って、いい加減恐くなり友達に相談をした。友達は、返事を書いてみたらどうかという。
私は「こんにちわ。いつもお手紙ありがとう。でも、私もうすぐ卒業だからもう手紙読めないんだ。ごめんね。さようなら。」
と書いて、本を返却する時に挟んでおいた。次本を借りた時、またメモが入っていた。
そこには「わかった。ばいばい。」
と書かれていた。それからメモが挟まっていることはなくなった。
あまり恐くない話でごめんなさい・・
334名前:P・アンジェリック投稿日:02/05/15 01:13
幼稚園に通ってた頃の話。
当時僕にはサンクチュアリ(聖域)がありました。僕にしか行けず、見えず、大人は勿論(親や先生)友達にすら行けなかったのです。
僕の住んでいた場所は、住宅街で遊び場といえば小さな公園しかなかったのです。
でも、僕の聖域には森と透き通った小川と、小さな花園がありました。
魚やザリガニ、巨大なタニシ、綺麗な花など、こちらの世界に持ち帰ることができたので、親や友達は「どこで拾ってきたの?」と不思議がっていました。
ふと気がつくと、いつしか僕も行けなくなりました。どうしても、行き方がわからないのです。
毎日行ってた場所なのに・・・大人になった今も時々思い出して、もう一度だけ・・と思うことがあります。
作り話の様ですが、本当の話です。長文ゴメンナサイ。
転載元:不可解な体験、謎な話~enigma~
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一番目のはパラレルワールドか何かが写ったのかな?平行世界の話はよく聞くけど中には中世ヨーロッパ風の平行世界があってもおかしくないしな。もしそのまま鏡を見ていたら吸い込まれたりしたんだろうか。
失踪扱いされる人の中にはこの話みたいな体験を通してファンタジーな世界に行ったきり帰って来れなくなった人もいたりして…
自分で手紙を書いて、自分で挟んでいるのだが、その記憶がない。
別れを告げたら、その人格は表に出て来なくなった。
…それはそれで恐い気がする。
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