
222:本当にあった怖い名無し投稿日:2011/06/02(木)15:03:45.03
私の先輩が看護師として勤めている病院であったこと。
先輩のチームの受け持ち患者だった、末期がんの初老の女性が急変し、亡くなった。社交的で明るく、ナースや同室の患者とも仲良くやっていた、感じのいい人だった。
身よりのない人で、先輩が私物の整理をしていると、一冊のメモ帳が出てきた。なんの気なしにパラパラめくると、日々の日記や、病院食の献立、見たいテレビ番組のメモ等、他愛のないものだった。
「きょうは看護師の××(先輩の名前)さんと散歩に出かけた。相変わらずやさしい人。私の話もよく聞いてくれて、心が晴れた。噴水もきれいだった。」
等と言う記述があり、先輩は少しほろりと来たとか。しかし、亡くなる前日の内容を見て、先輩は戦慄した。
それまで黒のボールペン一色だったメモ帳が、そのページだけ赤や青などの色が使われている。字体は汚く、字の大きさに、まるで一貫性が無い。
「××(先輩のフルネーム)は以前から私の事をきらっていたようだが、最近は露骨になってきた。
注射はわざと痛くするし、体を拭くのも雑で乱暴だ。もう我慢できない。薬の中身も先生にばれないようにこっそり変えている。私にはわかる。いつも薄笑いで馬鹿にしている。許さない。
殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す
想像の中で何度も練習した。きっと成功する。明日やる。血を取りにきたとき、首を刺してそのまま横に裂く。これを書いているだけで心が晴れる。今夜は眠れそうにない。」
先輩は同室にいる同僚や患者に動揺を隠すのが精いっぱいで、その後どう動いたかは覚えていないとか。メモはすぐにゴミ箱に捨てた。
しかし、ベッド交換を行った同僚がベッドと壁の隙間の死角からハサミを見つけた。特に誰も気にはとめなかった。先輩以外は。
先輩は本気で退職を考えたが、思い留まった。少なくともこの部屋には二度と立ち入りたくないと、体調不良を理由に転科を申出て、病棟業務から外れた。
先輩は当たり前だが、邪険に接したことなどないし、むしろ自分には心を開いてくれているように思っていた。恨まれる心当たりはまるでない。
今でも思い出すと全身の毛が逆立つようだ、と言っていた。
転載元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?267

コメント
コメント一覧
おかしくなる前に書いた日記には優しい人って書いてたなら、被害妄想がでる前は本当に心開いてくれてたんだと思う。
人間なにを考えいるか分からないから怖いですね
でも看護師さんは立派な職業だと思います
めげずに頑張ってほしいです
末期だとそれなりに強い薬使うから結構おかしくなっちゃう人いるんだよね。
さっきまで普通に話せてて会話のキャッチボールが出来てたと思ったら、数時間後には支離滅裂ってよくあるよ。
認知症の人に近い感じって言うのかな?
ちなみに私は消化器系の故障で二年以上病院にお世話になっていますが、看護師さんの励ましが一番心に響きます。感謝してます。
すぐ捨てたんだよね?
患者さんはメモ書きが気の発散するところだったんだろう
暴れてチューブ類を引っこ抜こうとしたり、「○○(私)がにやにや笑ってざまあみろと言っていた」「医師が自分のひどい悪口を言う」とか言い出して、現実と妄想の区別がつかなくなってた
ICU症候群と似てる感じかな。次第に落ち着いたけど
重病を患った患者さんには起こり得るとか。一部の心の病気でも出るよね
看護師さんも患者さんもお気の毒に
だけど、なんか副作用とかいうコメ見てたら、おばあちゃんまでかわいそうになってきた。
正気だったころに書いてた方が真実の気持ちだと思うからあんま気にするほどのことじゃないと思うが
さすがに殺されかけたのは笑えねえな
まずはお前からだな。さようなら
看護師なら怯えずにそのぐらい察してやってほしいな
うちの近所にもいたよ、在宅で治療してたらしいけど、強い薬のせいか癌のせいか知らないけど、頭おかしくなってて近所の車を傷つけまくってたって
帰省した時に自分の車もやられた
でも気の毒すぎて誰も文句言えなかったらしい
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