
小学1年か2年の頃実際にあった話です。
12月24日の日に、姉とサンタさんの話をしていました。私より大人な姉は、サンタなんていない、サンタは親なんだと言ってきました。
私は「じゃあ証拠に私たちのクリスマスプレゼントを探しに行こう」
と提案すると、姉は乗り気でこう言いました。「プレゼントを隠すとしたら車の中しかない」
その日は両親とも家にいましたが、こっそり家を出て私達は少し離れた場所にある駐車場へ向かいました。
団地の駐車場には私の家の車以外駐車されてなかったのですぐに見つけました。乗りなれた自分の家の車を間違うわけがありませんでした。
姉と車の中を注意深く覗いていると、後部座席の後ろのスペースに綺麗に包装されたプレゼントを見つけました。
私はまだサンタさんを信じたかったので、凄くショックでしたが逆に姉はウキウキと嬉しそうにしていました。
姉が「家に車の鍵を取りに行ってもっと確認しよう」
と言い出しました。私もだんだん楽しくなり、賛成して二人で鍵を取りに行きました。家に着くと両親にバレない様に鍵を取り、また駐車場に向かいました。
しかし先ほどと同じ車に行き、ちら、と車内を覗くとそこにさっき見たプレゼントは一つもありませんでした。
家に行って帰って来るまで2分程しかたってないし、同じ車だし、鍵は私達が持っているし…
私達は凄く怖くなって急いで家に走りました。きっと両親が驚かそうとしてるんだ、そう思いました。しかし家に帰って両親にその事を説明すると、何の事や?と真顔で言われました。
あまりにも私達がしつこいので、母がTVの横の棚上からプレゼントを取り出して「これがクリスマスプレゼント」と言い私達に手渡しました。しかしさっき見た包装とは色も違うし大きさも全然違いました。
未だにあの時の事は謎で怖い体験です。
コメント
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本当にサンタがいたって考えれば済むだけの簡単な事だろーが?
そのくらい人の思い込みって強烈なんですよねぇ・・・
サンタさんは世界中の子供たちにプレゼントを配ってるわけ。
でもサンタさんのソリに乗せられる荷物の量はそんなに多くない。
だからサンタさんはプレゼントを配る子供たちの家の近くにプレゼントを隠しておくんだ。
きっとそのプレゼントは近くにいたほかの子に届けられたはずだよ。
こう考える事は出来ないでしょうか
「・・・隠すんなら、車の中しかない」と断言出来るには、一定の根拠が必要です
(リスクとして外れた場合、姉の方がマイナスになるからです)仮に「あずかったもの」
だったとしたらば。それ又は、その可能性を姉が知っていたとして
(「何時には××ちゃんのお母さんが取りに来るから」)と前以って知っていたならば・・・
「鍵を取ってこよう」で、言葉のトリックの完成です
あなたという存在だけを騙せばいいのです。親は特に仕掛ける必要は無いのです。
その後のあなたの人生は、姉 ≧ あなたのパワーバランスになっては、いませんか?
両親がプレ用意してなかったら、もっとショック受けたかもしれんし。
車内で見たものはサンタが間違えて置いたんとちがいますか。
どいうこと?
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