
ちょっと、オカルティックな話じゃないんだけど、自分的に恐い話を思い出したので、書かせて下さい。
私、不眠症なので一時、良く夜中(深夜1~3時くらい)に散歩に出たりしてたのよ。
で、大体決まったルートがあって、コンビニに寄って雑誌とか立ち読みして飲み物とか買って、帰宅して……って感じだったんだけど、ある日、いつものルートを通っていたら、何か、
「タタンッ、タタンッ!」
ってリズミカルな音が聞こえてきたんだ。こっちは不眠症だから、逆にちょっとハイになってて、そんなに恐いとかその時は感じなくて、
「なんの音だろう?」
ってむしろ好奇心の方が優って、引き返したりしないで、そのままいつものルートを進んで、音のする方に近づいていったんだ。
で、だんだん音が近くなって、音の発信源……に着いた、と思ったら、人がいたんだ。
なんていえばいいんだろう、全くの無表情で道路の真ん中で反復横跳びをやってる人がいて、その時の靴の音が「タタンッ」って音だったんだ。
それだけでも、今思い返せば結構恐いんだけど、その人がタタンッって横飛びするたびに、街灯に照らされて、その人の手元の辺りがキラッと光るんだよね。
ん?って思ってよくよく見てみたら、その人、出刃包丁を持って反復横跳びをしてたんだ。
無表情で出刃包丁を持って、深夜に反復横跳び……
なもんだから、さすがに冷や汗が出ちゃって、あたかも道を間違えちゃったような体をよそおって、さりげなーく、その場から離脱したんだけど……
あれは何か呪いの儀式とかなんだろうか……?それとも、ちょっとアレな人なんだろうか?未だに分からない自分の恐い体験です。
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「神よ、良い人が5人いたら街をお許しくださいますか?」
「そうするであろう」
「ああ主よ、警察への通報者がもしもたったの一人でも、それでもお許しくださいますか?」
「そうするであろう」
タタンッ、タタンッ!タタンッ、タタンッ!
投稿主は逃げ出した
包丁持って反復横とびすると、脳から危険信号が発令されることによって、
通常よりも速く動けるようになるんだよ。
ウソだけどな。
怖っ!オカルト板に投稿したろ!
書いてみたけどあまり怖くないなあ...
せや!出刃包丁持ってたことにしたろ!
まあでも通報されるか警官が通りかかったら一発逮捕だけど
そうだ!
刃物持ってたらDQNもこないだろ!
…深夜の街角にメトロノームの音が響く。そしてそれに合わせて
ダンダンダンダン ダンダンダンダン ダンダンダンダン
…人が何かをリズミカルに踏みしめる音が!
(一体何だろう?)と好奇心が生じた私は音の源をつきとめた。
身長170センチ程度、頭丸刈り、ランニングにトレパン姿の男が懐かしい「踏み台昇降」をやっていたのだ!この深夜に、一人で!
丸刈り男は私に気付くと右手をつき出してきた。
そうそうw「踏み台昇降」ってやった後に脈を測るんだよねww…男のこの手は「脈を測ってくれ」と言ってるのか?
ちょっと訝しく思いながら男の脈を測ってみた。
……な、無い!かれこれ2分程男の手首を持って脈を探しているのだが、この男全く脈が無い!こ、この丸刈り男は一体…!!!?
丸刈り男「……わかったか?まあそーゆう事だ」
丸刈り男の姿はどんどん薄くなってゆき、消えてしまった。(終)
超余談:このコメントを書くに辺り「踏み台昇降」をググってみたんですけど、昔の「体力測定」のそれじゃなくて、美容と健康体操として踏み台昇降って静かなブームみたいですねw
運動自体は得意でも不得意でもないのに反復横跳びだけが
上手くできなくてバカにされるのが本当にイヤだったんだわ。
というわけで深夜の人が少ない時間に道路で独り黙々と練習してたんだけど、
万が一ヤンキーとかヤバい奴とかに絡まれたらと思うと不安になって
出した答えが「そっか!こっちが刃物持ってりゃ誰も近づいてこないだろ!」だったのよ。
だから、投稿者がビビって逃げてくれたなら想定通り。
でもいま冷静になって考えると、普通に警察沙汰になる事案だよな。
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