
保育所か幼稚園に通っていたころの話だけど天井舐め見たことあるんだよ。
うちの家は築50年くらいで古いっていえば古い家でさ、その日は、理由は忘れたけどなぜか離れの部屋でじいちゃんとばあちゃんと3人で寝てたんだ。
その部屋で寝たのは俺の記憶の内でそれが1回限りで偶然だったのかはわからない。
夜中、じいちゃんとばあちゃんに挟まれる形で寝てて何故か不意に目が覚めたんだ。
もちろん上向いて寝てたから目が覚めれば天井が目に写った。すると、左下の方の天井が妙に明るかったんだよ。
それで、明かりの方を見てみると左手で天井の板を開けて、右手に昔のろうそく立て?みたいなものをもっていて、開けた天井の隣の板をほんと長い舌でべろべろ舐めてたんだ。
ガキだから夜中にそんなもの見れば怖いはずなのに、俺は不思議と怖いという感情は沸かずに、何だあれ?って感じだった。
それで、しばらくそいつをみてると相手も視線に気づいたのかこっちを見て目があってしまったんだ。
そしたら、そいつはハッとした表情になって一瞬固まって、次俺が瞬きした瞬間にはもういなくなってた。
あのころは妖怪なんてまだ知らなかったし、あのころの想像力じゃ今でもはっきり覚えてるくらいリアルな夢は見れなかっただろうから夢ではないと思ってる。
まぁ、俺のオカルト好きはこれがきっかけになったな。
ちなみに、翌朝天井を見ると舐めたような大きな痕がしっかり残ってた。
俺は妖怪を信じてる。
引用元:https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1190642221/

コメント
コメント一覧
妖怪も、ロウソクは火事の心配があるから懐中電灯にしてほしいよね。
しかし妖怪も大変だ。基本人に姿を見られてはいけないが、存在のアピールのためには
適度に見られなくてはならないとは
水木しげる先生の妖怪大百科、子供の時の宝物だったな。
割と大きな妖怪と出会いがあって羨ましい。
私は小1の時に裏山でベトベトさん?に遭遇したくらい。怖くて「お先にどうぞ」って決まり言葉を言えなくて、「先に行きます!」と逆のことを言ってしまった……
子供の頃、寝苦しさで目が覚めたらお腹の上に巨大な金〇の狸が覆いかぶさっていたんだとか。
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