
735:ムシマル:2006/04/20(木) 23:44:08 ID:GklVPM4UO
近所に釣りが出来る海に面した公園がある。通称“つり公園”
・・・先日私はそこで一人夜釣りを楽しんでいた。
しかしその日は、深夜一時を回っても魚は釣れず、もう帰ろうかな~?と考えていた。
・・・一服しながら辺りを見回すと、100㍍くらい先に釣り人が一人いた。
暇を持て余していた私は、その釣り人と世間話をしようと思い、近づいていった。
夜の海は暗い。堤防づたいにその釣り人に近づくにつれ、違和感を感じ始めた。
彼はおよそ釣りをするには相応しくないスーツ姿で、何より釣り竿を持っていない。
直立不動で黙って下を向いてうつむいている
・・・しかも近づいてみて気付いたが、彼の立っている場所は堤防ではなく
・・・何と海の上!
・・・ハイ。お察しの通り、彼は明らかにこの世のものではなかった!
ヤバい!と思いながらも、ここでパニくると余計恐くなるので
彼に気付いてないフリをしてさりげなく今来た道を引き返そうとした。
その瞬間、すぐ耳元で声が聞こえた!
『どうして助けてくれないの?』
・・・私は半泣きで後ろを振り返らずダッシュで逃げ帰った。
そう・・・この場所は釣り公園
・・・別名「首吊り公園」
引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1144818776/
コメント
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そんな所でよく夜釣りをする気になりますね。しかも、こわごわやるならまだ分かりますが、「私はそこで一人夜釣りを楽しんでいた」。
話の設定にもう少し神経を使いましょうよ。
堤防と海面って、高さに違いがあるんですよ
特徴:スーツ姿の男性の妖怪で、主に、ピンポンダッシュをしたり、アパートの床下からざわつき声とともに現れたりするのだが、このときは、夜の海の上で自分を釣りながら人を脅かしてたようである。他にも「釣りですか?」「実は私も釣りなんです」「あなたも吊ってみませんか」と話しかけたりもするらしい。
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