ヒトコワ

592:本当にあった怖い名無し:2006/11/16(木) 19:44:46 ID:WuO8Mjgq0
ラジオでキンキの曲が掛かってて、 
それを聞いていたら思い出した話がある。 
少し前に古本屋でジャニタレに関する本があって、 
それに載ってた話なんだけど、結構洒落になってないと思う。 
本当はこの手のタレントの出てくる話は「~にまつわる怖い話」に 
書き込むべきなんだろうけど・・・。 
自分は話下手の方なので、上手く伝わるか分からない。 

ある時、堂本光一(以下 光一君)に、ファンレターが送られてきた。 
差出人の女性の名前は仮にA子とします。 
「光一君。今日は喧嘩しちゃってごめんなさい。」 
手紙はそんな出だしで始まっていた。どうやらA子は 
光一君と脳内でお付き合いしているらしい。 
手紙の内容は、「自分が悪かったから光一君怒ったんだよね。それなのに 
私はそれに気付かなくって・・・ごめんね」と言う感じで、 
仲直りしましょうねみたいな内容だった。 
こういう「自分は○○君とお付き合いしてる」と言う設定の手紙は 
タレントをやっていると結構送られてくるらしく、 
今回のもそのたぐいの手紙だろうと光一君は思っていた。 
その手紙を境にA子から毎週、毎日のように手紙が送られてくるようになった。 
「今日は○○デパートでデートして楽しかったね。」 
「××レストランで食べた食事おいしかったね。」 
「昨日は何時に帰ったね。遅かったね。」 
全てA子の脳内で起きた話だった。 
「ナントカホテルに飾ってあったドレス、素敵だったね。」 
しかもどうやらA子は光一君と脳内婚約までしているらしい。 



593:本当にあった怖い名無し:2006/11/16(木) 19:46:49 ID:WuO8Mjgq0
続き。 

そのうち、A子からの手紙の内容は光一君の身辺の事に変わっていった。 
自分が何時に家を出て、どんな仕事をして、何時にそのスタジオを出て、 
どこのコンビニで何を買って、何を食べ、どんなものを着ていて、 
何時に家に帰って、何時に寝たか・・・。 
それは作り事ではなく、全て自分の行動と一致した。 
一度だけではなく、何度もその内容の手紙は送られてきた。 
ここまで来ると、もう本当に怖い。 
常にみられている気がする。ロケの時もコンサートの時も、 
どこにいてもA子に付きまとわれている気がしたという。 
しばらくすると、A子からの手紙は来なくなった。 
光一君も、A子の事をすっかり忘れていた。 
それから数ヶ月後、見覚えのある字の手紙が光一君の元に届けられた。 
A子からの手紙だった。気味が悪い。 
正直言って関わりたくない。 
「光一君へ。 
赤ちゃんが生まれました。(光一)と名付けました。 
光一君との思い出を胸に、これからはこの子と生きていきます。 
光一君もお元気で。」 
写真が一枚同封されていた。 
生まれたばかりの子猫を満面の笑みで抱っこする30代くらいの女性が写っていた。 
この話を思い出したのと同時に思い出した言葉がある。 
高校時代の同じ部活にいた女の子の言葉だ。 
「ジャニーズのタレントってさー、自分の知らない間に 
見ず知らずの変なファンの人に勝手に婚姻届出されてたりして、 
いつの間にかその人と結婚してる事になってるって事、 
公にならないだけで案外あるのかもしれないよね。」 
長文失礼しました。 


引用元:http://hobby7.2ch.net/test/read.cgi/occult/1162403252/