
939: 本当にあった怖い名無し@\(^o^)/ 2014/06/03(火) 19:59:52.58 ID:3k2Hc6aw0
怖い部分は基本的に聞いただけなので、自身への恐怖といえないかもしれないが、
自分の中で恐怖が抜けないので、「大丈夫だ」と言ってもらいたいので書こうと思う。
文書にするのは下手なのは勘弁して欲しい。
今年、自分の地元では過去に前例の無い大雪が降って建物とか畑のハウスが幾つも倒壊した。
その中で共選所も倒壊したのだが、そこには御宮というか神様を祭っている建物と、
災害時の集合等にも使う広場がある。
今回の大雪はあまりにも積雪量が多く、とても個人では除雪できるレベルではなかったために、
地区の区民はこの広場に一端集まって話し合いをすることになった。
集まったみんなで共選所は潰れてしまったけど、御宮は潰れなくてよかったねと話をしていた
のだけど、奥の神様のやしろを確認をしようということになった。
御宮は数人が座れる程度の小部屋と、その奥に中庭のようなものがあって、
その先のやしろ神様が祭られている。
940: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:00:23.13 ID:3k2Hc6aw0
この神様の由来は私がまだ小学校低学年の頃に曽祖母に聞いた事があった。
近所にYさんと言う家系の家があるのだけど、そこの家の人が旅の坊さんに宿を貸したらしい。
その間に坊さんは木彫りの神様を彫って、お礼としてYさんの家に置いていった。
その頃の私の地区はお世辞にも裕福と言える環境ではなかったが、なぜかその神様を頂いた
年から天候等の色々な環境に恵まれて農家としては十分な暮らしができるようになったらしい。
それから、環境に恵まれるようになったのは、その神様のおかげでは無いのか、
と言う話になって現在のように祭られるようになったのだと聞いていた。
(この話が違うということは後でわかるのだが)
941: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:01:12.80 ID:3k2Hc6aw0
そのような由来のある神様を確認するため、雪かきをしなが御宮までたどりつき神様の建物を
見に行くと残念なことにやしろは完全に潰れてしまっていた。
しかし、統計では8割とも言われているほどハウスの損害を出した後のため、
「潰れてしまったね」と言う程度で、また立て直せば良いやと言う雰囲気になっていた。
神様だけでもと、神様を潰れたやしろの中から探していたのだけど、
やしろの中から黒ずんだ麻袋のようなものが出てきた。
神様の祭ってあった建物の中は、「見てはいけない」と言う仕来りになっており、
見ることができるのはKさんという御爺さんのみだったので、どのような状態で保管されていた
のか明確でなく、「この中に神様が入っているのかな?」と言う話をしていた。
944: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:08:50.89 ID:3k2Hc6aw0
中を見ようとしていると、別の人が、「木彫りの神様が出てきた!」といううので見てみると、
たしかに古い木彫りの人形のようなものがが手にあった。
古いものためか真っ黒になっており、大きさが30cm程度のものだったが二つに割れていた。
その神様と、黒ずんだ袋を持って広場に戻った。
地区の人にその二つを見せていると、Kさんが広場についた。
Kさんは90を過ぎるお爺さんで、神様とは決められた一人しか会えない決まりになっており、
昔は神社(今回の神様とはまったく関連のない神社)で神主んをしていたKさんがその役割を
していた。
Kさんは、小さい頃に近くの村から数人で越してきていて、そのときには、
既に廃村になっているところをKさんの父親を含む数人で畑を耕して、
いまの状態まで発展させたらしかった。
それ以前の村が廃村になった理由は「厄災」だと聞いたことがあった。
945: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:10:36.57 ID:3k2Hc6aw0
Kさんに神様を見せると、二つに割れていたことに異様なほど怪訝な表情をした。
次に黒ずんだ袋を見せようとすると、Kさんはギョとした表情をして、
驚いたような怒ったような感じで「どこからそれを持って来た!」と叫んだ。
普段はとても穏やかなKさんが叫んだので、そこにいた人がみんな驚いていたけど、
「神様と一緒のところにあった」と説明をした。
しかし、Kさんは納得せず、袋を見つけた場所で説明することになった。
再び神様が祭ってあったところに戻って説明ていると、建物の土台の下にあった板をKさんが
剥がそうとしだした。若い人達で手伝って板を剥がすと、その下には深い空洞があった。
底は暗くてよく見えないが、古い井戸のようだった。
Kさんに、この井戸は何なのか聞いてもKさんは「なんで今頃になって、、」みたいなことを
ブツブツいってなかなか話にならなかったが、
しばらくすると「もはや黙っている訳にはいかない」と、その場所については話を始めた。
Kさんはもう自分も長くは無いし、過去にあったことは伝えるべきかもしれない言っていた。
946: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:11:34.81 ID:3k2Hc6aw0
Kさんが越してくるよりも、さらに十数年か二十数年前の事になる。
その頃は戦争のからみもあってなのか、大人になる前に亡くなる子供も多かったため、
子供が一人二人亡くなっても困らないように数人~10人もの子供を作るのが
一般的であったらしい。
だが、この村では健康な子供が多く、ほとんどの子供が健康に育った。
本来なら良いことであるのだが、ここで困ったのが食料不足。
わずか十数軒の小さな村に子供が60人以上もいたというのだから、当然の結果かもしれない。
しかし、生き残るには食い扶持を減らす以外に無かった。
村で話し合いを行ったが、1家に子供は2人まで。
2人の子供を残してあとは間引きするという恐ろしい結論となってしまった。
だが、時代が時代とはいえ、そんな数十人規模の間引きが許される訳もなかったし、
どうしても亡骸は残ってしまう。
それでも生き残るには他に道がなかった。
数人ずつ間引いては火葬場で骨にして、当時は複数あった井戸の一つに骨を捨てた。
なぜせめて埋葬しなかったのかはよくわからない。
最後の子供のお骨を捨てたあとに井戸に蓋をして悲しい間引きは収束した。
947: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:14:27.01 ID:3k2Hc6aw0
それからしばらくの年月が流れた頃に、地区では疫病が流行り病となった。
感染するのは子供ばかりで、一人また一人と亡くなっていった。
地区では「間引きした子供の呪い」との噂がささやかれ始めた。
まだ生き残っている子供の親に、元イタコと言う霊媒師のAがいた。
Aがなぜ、この村にいたのかは不明だが、なにかに追われてきたと囁かれていたらしい。
Aは村の人を集めると、これは間引きした子供の呪いなどではなく、近隣地区の人が、
自分たちを根絶やしにして、
畑を奪い取るために呪法を使っているからだとと言った。
Aが言った呪いから守るための方法は、
「夜叉苦(この呼び名はKさんの記憶がいまいちはっきりしていない)」と言う、
あまりにも残酷なものだった。
間引きを行った人達といえども、あまりにも残酷な内容なため実行はせず、
とくに「霊媒師」や「呪い」などと言うまじないのたぐいのものは信じなかったらしい。
948: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 20:15:31.71 ID:3k2Hc6aw0
そんな時、一人の坊さんが宿を求めた。
坊さんが呪いをどうにかしてくれると考えたのかはわからないが、Nさんがしばらくの間、
宿を貸したらしい。
坊さんは子供の少なさを不審に思い、Nさんに聞いた。
間引きを行ったことは外部には話しがたいことであったが、
Nさんの家ではもともと子供が1人で、直接間引きにかかわっていないことと、
坊さんと言う職業を信じてのことか坊さんに全てを話した。
話を聞いた坊さんは、「間引きを行ったことは許される事ではないが、
生きていくための苦悩の末での選択だと思う」と言ったそうだ。
そして、木を彫って片手ほどの人形を作りだすと「井戸の中のお骨を全て埋葬し、
井戸を蓋で塞ぎ、その上にやしろを立てて、この人形を祀りなさい」と言った。
Nさんは信心深い人だったそうで、地区の人にこのことを話し、
言われた通りにしたらしい。
すると、疫病はうそのように無くなっていった。
952: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:02:10.96 ID:3k2Hc6aw0
村には平和な日常が戻ったようなのだが、もともと胡散臭い職業と、
残酷な方法を言っていたAを村の村民は迫害した。
Aの悍ましい考えは、村民達自身もなにかされるのではないかと言う恐怖心から
来ていたこともあるようだ。
迫害はAの子供にも影響した。
子供たちに苛められ、大人たちからも無視されたAの子供はふさぎがちになり、
家から出てこなくなったらしい。
大人の中にも、子供を迫害するのはおかしいと考える人もいて、他の村民とは意見が
対立し、他の村に引っ越していった。
その中にKさんの父親、Nさん、他2~3名がいたと言う。
それからしばらくしてAの子供が亡くなった。
病気によるものとのことだったが、Aは村の人に殺されたと考え、
村の人間を全員呪い殺すと言い放ち、家の閉じこもった。
(あと6)
953: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:04:12.96 ID:3k2Hc6aw0
爺さんから、一度だけ聞いた話を記憶で書いてるから、へんなのは勘弁・・
それからしばらくして村では過去に発生したものと同じと思われる疫病が発生した。
今度は子供も大人も感染が広がったらしい。
だが、疫病は村限定で、他の村では感染が確認されなかった。
村の人はAの呪いの仕業だと考えた。
対抗手段を知らない村民はAに聞いた呪い返しの「夜叉苦」を行った。
その夜叉苦の結果にできたものが、あの「黒ずんだ袋」とのことだった。
Kさん自身は夜叉苦の正確な方法は知らないが、残酷な方法でAを殺し、
袋の中にはAの体の一部が入っているとの事だ。
夜叉苦を終えた後、実際に疫病は収まった。
しかし、地区の人は次々と謎の死を告げていった。
地区の中では夜叉となったAの亡霊に殺されるところを見たという話が持ち上がって
いたようだ。
(あと5)
954: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:05:33.69 ID:3k2Hc6aw0
それから数年のうちに地区に残った全ての人は亡くなったそうだ。
(この中にはKさんの母親も含まれていたらしい)
誰もいなくなった村の畑で、近隣の村に住む小さい畑しかもたない農家達が作物を育て
ようとしたらしいのだが、何故か作物はろくに育たない。
しかも村にいると鬼の形相をした老婆に襲われるという噂がたった。
この村で発生したことを知る人は、もともと村に住んでいた人しかいないが、
良くない事が起きたことは他の村の人間も気が付いており、
不気味がって誰も近づかなくなった。
誰も近づかなくなってから幾つもの年月がたったころ、
あの疫病から救ってくれたお坊さんがNさんを訪ねた。
Nさんは既に亡くなっていたが、Nさんの息子(婿になってYとなっていた)
の元に訪ねてきた。
(あと4)
955: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:06:51.94 ID:3k2Hc6aw0
以前、Nさんが住んでいた家に再び訪れようとしたところ、
村には誰もいなくなっていたため、
気になってNさんを探していたが、Nさんに娘がいることを聞いて訪れたらしい。
Yさんは夜叉苦の話なども簡単にだけ聞いていたので、
お坊さんに過去に起きた忌まわしい事件について話した。
それを聞いたお坊さんはとても驚いたらしい。
その夜叉苦で行った方法は呪い返しの類ではなく、呪い、
恨みあらゆる負の感情を詰めた塊をつくり、
その塊の近隣全てを呪おうとする「意志」であるとのことだった。
意志とはいえ、残酷な方法を行うことで負を呼びこみ、
呼び込んだ負は別の負の感情を引き付けて増え続けるとのことだった。
今も地区で不可解なことがあるのであれあれば、
「作った袋」は今でも存在している可能性が高く、
対処しなければいずれ近隣の村にも影響が及ぶとのことで、
Yさん、Yさんの近所に住んでいたKさんの父親、お坊さんで探しにいった。
(あと3)
956: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:09:12.32 ID:3k2Hc6aw0
袋は直ぐに見つかった。
あのやしろに供えられていたらしい。
やしろの中では、木彫りの神様に閉じ込められた間引きの負を、
袋が取り込みさらにひどい状況になっていた。
そのまま、袋を燃やすなどしたら、その負は近隣に広まり、
さらに惨劇を生むとのことだった。
そうしないためには、以前よりも強力な神様の人形で、袋を封じておくしかなく、
それでも負の感情は100年以上は続くであろうとの話だ。
以前よりも大きい神様を彫り、袋は井戸の中に落として、
その上にやしろを作り直し、神様を祭った。
こうすることによって、負は井戸の中に留まるとの事だった。
坊さんが言うには、神様が動かされたりすると負が漏れ出すので絶対に
動かしてはいけないと言った。
この神様を守るため、Kさん、Kさんのお父さん、Yさんそして以前地区に
住んでいた私の曽祖母が地区に戻ることになった。
(あと2)
957: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:10:07.96 ID:3k2Hc6aw0
それ以降、Kさんは神社の娘と結婚して神主となって、お浄め等を覚え、
Kさんのお父さんがなくなったあとはKさんがやしろを見張ってきたと言う。
神様をつくった坊さんも、生きているうちは年に一度は訪ねてきたようだが、
既に亡くなっている。
Kさんは年々黒ずんでいく神様を見て不安になりながらも見守ってきたとの
ことだった。
その神様が、今回二つに割れてしまい、しかも井戸に沈めてあったはずの袋が
外にでてきた。
Kさんに話を聞いた後には、聞いていた一同が強い恐怖を感じた。
神様と袋はKさんが持ち帰り、その後何も起きていなかった。
しかし4月末にKさんが亡くなった。
お医者さんの判断で老衰によるものだった。
お葬式の後で、神様と袋が村の皆で気になっていた。
(あと1)
958: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:11:51.74 ID:3k2Hc6aw0
Kさんは既に身寄りもなく一人暮らしだったので、無断で家に入らせてもらったが、
二つともどこにも見当たらなかった。
それ以降、何か不幸が起きた言う話しは聞いていないし、
自分自身にも直接なにかあったということはない。
しかし、先月ぐらいから家から出て村の中にいると、
鬼の形相の婆さんに見られているような恐怖心を抱くことある。
そして最近では自宅にいても、恐怖心が消えないようになってきた。
村の人も誰も口には出さないが表情が暗いような気がする。
この恐怖心は和らぐのか不安・・・
もちろん聞いた話の全てが事実だとは思っていないけど、全て嘘だとも思っていない。
古い話なので爺さんの記憶が変換されている部分もあると思う。
自分は文が下手なのでアレだけど、爺さんの話を聞いたときはとても説得力があった。
それと一度、自分がいる村が廃村になったのは事実として残っている。
960: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:26:58.67 ID:i3L7QWfK0
よく理解できない部分が多いけど、決して安心できる内容ではないね。
その何かが詰まった袋は>>939が見つけたの?
そういう類のものは年数が解決しないよ。封鎖空間にあったのなら、むしろ増強している可能性が高い。
おそらくは物理的な力ではなく、精神的な何かがあるかもしれないぞ。
精神的なものは物理的なものより怖いよ?
精神が侵されると何でも見えるようになるからね。
強制的に見させられる明晰夢のようなものだ。
961: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 21:36:20.00 ID:3k2Hc6aw0
>>960
いや、あの安心したいのですが・・・
ここが変でしょとかあれば少しは不安が取り除ける気がします。
文書に起こすことで逆に不安が強くなっているのでお願いします。
985: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/04(水) 09:28:30.38 ID:CLMdF6AU0
>>939
それは夜叉苦では無くて玄写具じゃないか?
だとすると単純に不幸から子供や子孫を守って下さいというおまじないだと思うよ。
少し話に聞いただけで玄写具のやり方を詳しく知っている訳ではないけど、紙に文字を書くみたいな感じの内容のもので残酷な内容ではないよ。
詳しい手法が書いていないからよくわからないけど、「別な目的の呪い方」を嘘の呼び名で言ったのではないかな。
「~の呪い」みたいなものだと実行にうつしにくいからね。
しかし、今年大雪ってY県かな?
ハウスや共選所が潰れたって言うことになると、近所の人だったりして。
県内で同じように潰れた場所は何か所もあるから違うかもしれないけど。
999: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/05(木) 00:32:43.99 ID:2nanJkhy0
>>985
同じくY県K市が頭に浮かんだ
963: 本当にあった怖い名無し@ 2014/06/03(火) 22:15:16.88 ID:SeftyBep0
まあ、そこにあるだけで災厄を起こす呪具なわけだから、欲しい人は欲しがるんだろうな。
もう、村で何も起きてないんなら気にしなくて良いんじゃないか?
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1397557403/
コメント
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話の内容はすごく面白い。
地元だと思うがコトリバコみたいに心に響かん
供養ではなく鎮める…?そういう仏教もある?古くは神職の人も修行僧みたいな事もしたんだろうか?
って感じ。
2014年に90歳のKさんが、子供の頃に移り住む前に廃村で、間引いたのはそれより10から20年前だと言う話
するとほぼ100年前だからこの戦争とは第一次大戦(1914~1918)あたりじゃね?
で、その頃の東北の飢饉が1913年(大正2年)、1921年(大正10年)だから時期的には合う
その場所で間引きがあったかどうかは文献が見つからないが、同時代の大正14(1925)年10月、伊賀地域で起こった「大堕胎事件」等で間引き自体は日本に残っていた時代ではある
100年くらい前の話なら廃仏毀釈や諸々を経て国家神道成立後しばらくというあたり坊主が神様を祀るのは微妙な感じ
間引きというのは、生まれた直後の赤ん坊を窒息死させることはあっても、成長している子どもをわざわざ殺すことはない。堕胎・乳幼児の間引きが行われてきたのは主に江戸時代だろ。
それに、20世紀に入った頃には、明治民法のもと戸籍制度が出来上がっていて、簡単に人を殺して、隠蔽できるような時代ではない。また、明治期に、義務教育が出来上がったのに、子どもを村ぐるみ多数殺害するとか、学校制度は無視しすぎ。
また、いくら農村とは言え、村単位で食糧難になったからと言って、即口減らしというのは、あまりにデタラメすぎ。戦前とは言え、貨幣経済が農村部まで浸透しているんだから、金の問題。仮に凶作で貧窮しているとしたら、子は身売りや奉公に出すだけ。
そもそも、各家庭で子どもを一人二人殺したところで、村の食料事情が改善するわけないだろうに。
なお、アジア・太平洋戦争中、食料事情が悪かったのは都市部。地方は、悪くなかった。それもあって、子どもを疎開させたんだよ。間引きが行われたのが曖昧で、時代設定も実にいい加減。
教科書通りの回答ありがとうございます。
本当に教科書そのもの
爺さん連中の物の怪話は大抵爺さんより先代から伝えられた話で、上の年代で実際にあったかどうかはともかく、子供の頃からそういった話を信じて爺さんになると、さも自分が経験したかのように話してしまう特徴があるとか。
だから詳細などは爺さんの年基準で調べるとでたらめな事が多く、記憶の矛盾を自然と自分で継ぎ接ぎするから確信的部分を言うのをためらう。
また、間に親世代が入ってるのにその世代は知らない怪談というのは、基本的にありえない事だとも言ってた。
何故なら実際にあったことならきちんと言い伝えておかなきゃいけないのに、若く記憶力もある時に自分の子供には教えず、あえて記憶力が曖昧になった時に孫世代に教えるなど、ボケるにしてもタチが悪いボケ方であるんだと。
ちゃんと本文読んでから書こうね。
本文は「戦争のからみ」とあるだけで、ちゃんと読んだら少なくともアジア・太平洋戦争中の話ではないと読めるから
間引きについては、そこまでまちがってないけど、たぶん思ってるより時代は昔だよ
以下本文より
Kさんは90を過ぎるお爺さんで
Kさんは、小さい頃に近くの村から数人で越してきていて、そのときには、既に廃村になっているところ
それ以前の村が廃村になった理由は「厄災」
Kさんが越してくるよりも、さらに十数年か二十数年前の事になる。
君こそちゃんと本文を読みたまえ。
この文章が書かれたの2014年。
その時点で90過ぎなら、老人の
生まれは、せいぜい1920年ごろ。
老人がその村に引っ越してきた
のがいつかは不明だが、少なくとも
生まれていたことは読み取れるから、
引っ越してきた10〜20年前と言った
ところで、20世紀に入ってのこと。
それに戦争ってどの戦争?日露戦争?
第一次世界大戦?これらの戦争の影響で
間引きしなければならないほど、
日本が食糧不足になった事実はないよ。
それに戸籍制度も義務教育制度も
できていたわけで、村単位で子どもを
何十人も殺しておいて、隠蔽した
というのは、あまりにデタラメ。
しかも、明治期の主流は土葬。
「火葬場」で火葬は辻褄が合わないし、
わざわざ貴重な井戸に骨を撒くという
のはもはや支離滅裂。
その他あちこちで、デタラメや支離滅裂
さが散見される。
あらためて読むと、ますますデタラメさを感じる。
作者は、神道の仏教の違いを理解せずに、
坊さんが彫った「神様」とやらを神主が
祀っているし、民間信仰の口寄せ巫女の
イタコを呪術師か何かと勘違いしているし、
「夜叉」はインドの鬼神で、仏教においては
善神で、呪いとかと直接関係ないし、
「夜叉苦」などという呪いは、厨房丸出しの
ネーミングだし、そんな呪いを民間信仰の
イタコが提案するのが変だし、一人をやっつける
ため、相手を惨殺することが必要な呪い返しの
必然性が疑問だし、村人がどうしてそれを
独力でやれたのかも、なんで曰く付きの
井戸でやったのかも、訳わからない。
おまけに、伝染病なんかで全滅した村に、
なぜまた人が住むようになっているのかも
訳わからない。
トータルで見れば、いろいろなモチーフの
寄せ集めの話だな。
日本は第一次世界大戦の戦争景気による物価高騰、その後の1920年の戦後恐慌で大打撃受けてますやん貧乏物語とかでもあるように戦後の貧困が問題になった時代ですから
この意味は、丁稚奉公とか口減らし先の減少を意味するので、口減らしがないなら、農村内で賄わなければならなくなること
これが東北地方なら1921年に飢饉があったのも事実ですし
間引き自体も、村単位で生まれたばかりの子供を間引いていたというのは昭和初期まで発覚したら時々新聞にのるくらいにはあった「田舎の現実」ですし
戦争で恐慌があって働き口がない(当然丁稚奉公などもない)+飢饉ならありえますよねっていう
私はあなたの言う戦争=アジア・太平洋戦争はちがうしその話は関係ないですよね?っていうことです
矛盾点について話すなら設定的に第一次大戦後の戦後恐慌時代の農村部にしなければだめでしょうという話なので
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