キッチン

364: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 2001/07/11(水) 10:40
前に実家で体験した話です。

離れて1人暮らしをしているので、実家に帰るのがお正月くらいなのですが、その何年か前のお正月のこと。
姉と母とわたしの3人で台所に立ち、食器の後片付けをしていました。
うちの台所は廊下と共用になっている形で、そこから左手方面にトイレ、階段、玄関と続いていて、流しの前に立って左側を見ると、玄関の上がり口と階段の上り口、それにトイレに曲がる角の部分が見えるようになっているんです(わかりにくい説明ですみません)。

お皿を拭いていると、ふっと何かが玄関からトイレの方に向かったような気がして、2人を
驚かしてやろうと思い、
「今、玄関からトイレの方に何か通ったように見えちゃった」
と言いました。
すると母が真剣かつ不安げな顔で
「やっぱり?お母さんも夕方1人でお勝手に立っていると、人が通ったりしているような
気がするのよ」
と言い出すのです。わたしは、ただ気のせいで済まされそうな何かが通った気がしたような
だけなのに。しかも、かなりびくついてしまったわたしに姉の駄目押しの一言。

「ああ、このくらいの(顎の下くらいに手をやって)おかっぱの痩せた女の人でしょう?
よくいるよね、あの辺りに」

姉はよくいろいろなものを見て、それをことなげもなく話す人なので、かなり怖かったです。


引用元:http://2ch.nvxi.jp/r8/logs/993172851