一ヶ月程前、夜中にコンビ二に買い物に行った。東京とはいえ
東のはずれにある住宅地で、人通りはまるで無かった。
大通りの角にあるコンビ二で用事を済ませ、オレンジの街灯の下
自宅に向かって歩いていた時、女の子の声で
「ふふふ」
と笑い声か聞こえた。私はその瞬間こおりついた。
相変わらず回りに人の気配は無い。ただそこで私は
「人がいないのに笑い声が聞こえた」から怖がったのではなかった
声の主は頭上、数メートル上のあたりにいるようなのだ
295: 2/4 2007/03/16(金) 09:03:08 ID:8XJgihZ60
そこで上を見る勇気もなく、私は足早に家に向かった
数メートル先を左折、小さな坂を下り、数分後に右折して私の家
その五分をかからない時間がおそろしく長く感じた
最後の右折、ちょうど小学校の正門がある前で思った
上にいる(いた?)何かを確認しなければ。ついてきたら困る
数秒間迷い、決意して、足早に歩いて荒くなった息も整った頃
思い切って上を見上げた・・・が見えなかった
296: 3/4 2007/03/16(金) 09:08:04 ID:8XJgihZ60
その瞬間「何か」に頭を押さえつけられた
同時に聞こえてきた女の子の声は言った
「お母さん見つけた」
・・・私は独身だし子供もいない
(やばい・・・やっかいな霊に呪われる、とりつかれる)
ダッシュで帰宅、両親を起して事情を話した
一晩中家族が起きててくれて、朝までなんとか無事過ごした
297: 4/4 2007/03/16(金) 09:12:46 ID:8XJgihZ60
それから一ヶ月間、数時間ごとに笑い声が聞こえる
もちろんその瞬間は上を向いても押さえつけられる
お払いも効かず体調を崩し、ほとんど眠れない
そこで昨夜、勇気を出してその声に向かって聞いた
「人違いだよ、子供もいないし。いい加減にして」
女の子の声はあきらかに怒っていた
「生まれる前に殺したくせに」
引用元:https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173293652/
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