大学2年生か3年生の夏休みのときの話です。
まだ帰省せずに東京にいた日のことで、
夕方、うとうとしているうちに夢を見ていました。
夢の中で、私は地元で夜のジョギングをしていました。
幼馴染みの友人のご両親が経営している薬局のそばを通りかかったとき、
その軒下に人だかりができていました。
みんなひそひそ声でガラス越しに中を覗き込んでいます。
自分も気になって中をのぞくと、床が抜けてそこに薄靄がかかっていました。
目を凝らしていると、その薄靄の中を黒い球体が上下しています。
そのうち、その球体がその薬局一家の頸であることに気づきました。
5つぐらいの頸が目と口を閉じて上を向いた状態で、靄の中を浮いたり沈んだりしていたのです。
そのうち、見覚えのある頸が自分のほうへ近づいてきました。
例の幼馴染の女の子の頸です。
さすがに「やばい・・・」と思ったのですが、どうにも体が動きません。
そうしているうちに頸はガラス窓1枚を隔てて私の顔の前で止まりました。
98: 2 2007/02/03(土) 07:33:11 ID:itceus3f0
その瞬間です。
頸のが目と口が開いたかと思うと、
そこから真っ黒なねばねばした液体が流れ出し、ものすごい叫び声が響き渡りました。
酷い寝汗でした。
目を覚ましていくら時間が経っても、何ともいえない厭な感じが胸に残っています。
悪夢がこんなに後を引くのは初めてのことなので、
彼女に何かあったのではないかと思い、
実家の母親に頼んで彼女の家に電話してもらいました。
すぐに折り返し電話がありました。
「あんた、あちらさんにびっくりされたわよ!」
「やっぱり、・・・さんに何かあったの?」
「そうなの。でもあの子じゃなくて、お祖母さんが亡くなったみたい。」
私が悪夢を見て跳ね起きたのと同時刻、
彼女は、自分を大事にかわいがってくれたお婆さんが
布団の中で冷たくなっているのを発見したそうです。
不幸なことに彼女が第一発見者で、
そのとき家中に響き渡る声で絶叫したそうです。
引用元:https://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1170418958/
コメント
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そして跳ね起きた時に、幼馴染の女の子の祖母が亡くなったという事ですから、祖母の死亡時刻は夕方でしょう。そうなると、いろいろな考えが浮かんで来ます。
祖母は布団の中ですでに冷たくなっていたという話ですから、昼過ぎから床に就いていたのでしょう。なぜか? 単に昼寝をしていただけか、それとも体、或いは頭を病んで(要するに痴呆症――認知症)で寝たきりだったのか? もしくは、投稿者が夕方に見た夢という設定を途中で忘れ、夜中に家族みんなが眠りに就いていた時にたまたま幼馴染が祖母の死に気付いたようになったのか……?
些細な事のように見えるかも知れませんが、ここがはっきりしていれば話の結末にメリハリがついて面白く読めたと思います。
いつ寝てたんだよ
クソみたいな記事投稿すんな
夢の話にしないと嘘松ってバレちゃうだろう
特ア人の強盗団に一家惨殺されたのかと思ったら…
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