649: 名無しさん@おーぷん 21/08/04(水)03:27:52 ID:wXUu
>>639
ワイのひいおじいちゃん(仮に山西大五郎とする)は、住んでいた村で唯一猟師をしていたんや。
その日もいつも通り山の入り口にある「ニシワケ地蔵様」という地蔵に手を合わせてから山に入った。
3時間ほど歩くと様子がおかしいことに気づいた。いつまで歩いても周りの風景が変わらないんや。
何に化かされてるか知らんが、このままでは迷ってしまうと思い、腰に差してた枝折り包丁で木の幹に印をつけるため切りつけた。
すると辺り一面に「ウオオオオオオォ……」と低い呻き声が聞こえたと思うと空から沢山の生きた魚が降ってきた。
意味の分からなさと恐怖のあまりその場に立ちすくんで拳を握りしめて目を固くつぶっててんけど呻き声は止むどころかどんどん大きくなっていき、
しまいには「パァアオオオォ゙ーーン゙ン゙ン゙ン゙ンパオパオンオパ!!!!!オパ」みたいなインドゾウともアフリカゾウとも分からぬ巨大な鳴き声が轟いたんや。
その途端体が動いて一目散に家に帰ったんやが、その時は5分足らずで山を抜けられたらしいんや。
後で村人達で山を調べたが、木の幹の印も魚も見つからず、何故かニシワケ地蔵様は首から上がスパッと切れたようになくなっていたそうや。
その次の日、村の全ての民家の前にニシワケ地蔵様の首とくるぶしが置かれていたという。
どう調べてもニシワケ地蔵様の首は全て本物で、増殖したとしか考えられなかったそうや。
40首あまりのニシワケ地蔵様の首とくるぶしは村の民話館に展示されていたんやが、空襲で跡形もなく焼けてしまったんやとさ。
引用元:https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1628007790/
コメント
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山西大五郎さん、その後全く名前が挙げられていない( ;∀;)。
山近くの村落に(アメリカ軍の)空襲が有り得たかどうかはともかく、石でできているはずの、しかも40個もあった地蔵の頭などが「跡形もなく焼けてしまった」とはこれ如何に? 木製の地蔵があるのかどうか知りませんが、いかにもいい加減な話ですねえ。
なお、魚だけでなく虫とかカエルとか、あるいは肉片などが降って来ると言う話は古くから世界各地に伝えられており、「怪雨」と呼ばれる場合もあります。特に魚が降って来たとの例は多く、ものの本には「水上に発生した竜巻の仕業である」などと書いてありましたが、実際には竜巻にそんな作用はなく、魚が降ったとする話も大部分が後進国・地域発なので、迷信かデマ情報の類だろうと私は考えています。
怪異の世界で既に戦前でも存在した3Dプリンターで40個複製したので
樹脂製でしょうな
スキャナーも完備よ
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