746 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 20:35:16 ID:fx433N8GO
地元にある公立の高校は昔荒れていて、教師が学校の屋上から飛び降り自殺が相次いで、
(教師いじめでノイローゼになったらしい)
以来、屋上への扉には鍵がかけられて、絶対入れなくなっている。
その扉の前の階段の踊り場は、煙草を隠れて吸う絶好の場所だった。
747 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 20:42:32 ID:fx433N8GO
その日も友達と二人でサボり、屋上の前の踊り場で煙草を吸いながら喋っていたら、
誰かが階段を登ってくるのが上から見えた。
慌てて煙草を消し、上ってくる人物が誰かと見ていた。
「なんだお前達授業はどーした」
ほっとした。用務員の白髪のじいちゃんだった。
748 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 20:52:56 ID:fx433N8GO
「あーちょっと‥」
ヘラヘラ笑ってごまかすと、
「お前ら屋上に出たいのか」
そー言いながら、作業ズボンのポケットから沢山の鍵をとりだした。
(刑務所の鍵みたいな、リングにひとつにまとまってるやつ)
顔覚えられて担任に言われたらヤバイと思ったから、
「イエイエ、もう行かないと」と言いながら立ち上がり、逃げるよーに階段を降りた。
749 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 21:23:27 ID:fx433N8GO
休み時間にクラスの奴らに話すと、「屋上出られんなら出てみたい」と学校中探したんだけど、
あのじいさんは何処にもいなかった。
帰ったのかと先生にきいたんだけど、「そんな用務員さんはいない」と言われた。
確かに、いつもみかけるのは一人だし、おじさんくらいの歳で白髪でもない。
750 :本当にあった怖い名無し:2007/05/18(金) 21:30:35 ID:fx433N8GO
それともうひとつ。
屋上のドアは鍵をかけられ閉鎖されたが、何十年と経つ間に紛失したらしい。
どうせ開かない様にしているんだからと、特に鍵を新しくすることもなかったそうだ。
あのじいさんは何だったのか…
もし扉を開けてもらっていたら…
『お前ら屋上出たいのか』
じいさんのあの言葉を思い出すとぞっとする。
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1631828149/
引用元:http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1631828149/
コメント
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分かっているのに、普段見かけない白髪の老人が来た時になぜ用務員だと思ったのでしょうかね?
「何だ、お前達。授業はどうした?」。上がって来てそう言ったのは、見た事の無い白髪の老人だった。「え? 誰だい?」、俺がびっくりして尋ねると、「わしか? 新しく来た用務員だよ」。
なるほど、普段俺たちは学校をさぼってばかりいたから、用務員が代わったのも気が付かなかったのだろう。
「あー、ちょっと……」、ヘラヘラ笑ってごまかすと、「お前ら、屋上に出たいのか?」、そう言いながら用務員は、作業ズボンのポケットから鍵束を取り出した。(以下略)
このようにすればちょっとは本当らしくなったかも知れませんよ。
他にも書きたい事はありますが、長くなるのでこれにておしまい。
校内でそれらしい格好のじじいがいたら見たことなくても用務員ってすぐ判断するだろ
少しくらい頭使えよ
せっかく全力で頭を使って書いたのに可哀想
初見で誰かの父兄かなと思っても
鍵の束持ってたら学校関係者だと思い直すよね。
老人の一人称が「わし」だと創作臭がしてシラケる
ヘビに手足をつけたして龍を作ったつもりだろうが本人以外からしてみればただのトカゲだかんな
不要の親切余計なお世話
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