物理学
08/03/27
15年ほど前の事です。

自宅で兄(当時小2-3)と2人で遊んでいた時のこと。当時はビックリマンがはやっていて、ヘッドロココ(というキャラ)の塩ビ人形で遊んでいた。

部屋で、人形をゴザのような敷物の下にもぐらせて、足で踏んだ。当然、ボコっとした感触がする。何度も踏んだ。なぜそうしたかは覚えていないけど、感触が新鮮に感じたのだと思う。

踏んでいるうちに人形の感覚が消えた。ゴザをめくってみると人形がなくなっていた。あれ?と不思議に思い、兄と2人で部屋中探した。

なぜか人形は数メートル離れた廊下の窓際に置いてあった。

なんでだろう?と思って、もう一度試してみることにした。また消えた。そして人形はまた廊下の窓際にあった。それから2-3回試したが、ゴザの下から窓際まで見事にワープした。

あまりに不思議だったため、どういう事なのか知りたくなった。兄がゴザで踏み、俺が窓を見張ることにした。

「消えたよー」兄から声が聞こえたが窓に人形はこなかった。兄と部屋中探した。その人形は部屋内に置いてあったそうじ機の取っ手部分にワープしてた。

そして、それ以降はまったくワープしなくなってしまった。

あれから15年。誰にも信じてもらえない。だが兄は今でも覚えてて「気持ち悪いから思い出させるな」と言う。

なんだったんだろ、あれ。長文・乱文スマソ