13/05/20
子供の頃にあった不思議な体験。
小学校の三年生の頃、自分そっくりな男の子が出てきて、一緒に遊ぶという夢を見た。
遊び終わったあと、もうすぐ会えるよ!兄ちゃん!と言われて目が覚めた。
その時は怖くて、誰にも言わなかったけど、その数日後に母の妊娠が発覚。お兄ちゃんになるよ~と言われ、夢のことを話した。
すると、父と母はあの子が帰ってきた!と大泣きしだした。
その後聞いた話によると、自分には本来なら双子の弟がいたとのこと。産後、産声を上げることなく亡くなったらしい。
弟は、無事生まれてきて健康そのもの。そして亡くなった弟につける予定だった名前をつけた。不思議なことに弟の顔は自分そっくり。
大きくなって身長が同じくらいになると、双子とよく間違われる。
昨日弟が二十歳の誕生日を迎え、ふと思い出したので書き込み。弟よ、生まれてきてくれて本当にありがとう。
896:本当にあった怖い名無し:2013/05/20(月)19:26:46.62ID:1RlEx6DU0
弟も二十歳だし、両親に思い切って弟をどのように見ているか聞いてみたんだが、逆に怒られた。
回りくどいのは嫌いだから、直球で弟を亡くなった弟の代わりとして見ているかどうかとぶつけてみた。
まあ自分の聞き方も悪いとは思うけどね。両親は亡くなった弟の代わりとしては見ていない。名前こそ亡くなったあの子につけるはずだった名前をつけているけど、あの子はあの子、弟は弟だ。
正直な話、生まれたばかりの頃は、少しはあの子の代わりみたいに思う部分は確かにあった。
でもそれは親のエゴで、亡くなったあの子に申し訳ないと思い、きっぱりとあの子はあの子、弟は弟と見るようになったとか。
だめだ。もし代わりとして見てるなんて言われたらどうしようと心配だったが、安心した。嬉しくて泣きそう。
ちなみに弟には、今までのことは言っていない。いつか言おうと悩んだけど、自分が弟の事を聞いたことで踏ん切りがついたとのこと。今週末、弟に話をするみたい。
なんで今の今まで言ってないん?って聞いたら、怖かったとな。
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