カラフル
13/09/05
不謹慎な話になりますが…パラレルワールドじゃないかもですが…ずっと頭に残って離れません。体験した事をつづります。

8月10日朝10時、私は手術のために全身麻酔をしました。

その際、私はまだ意識がハッキリしたまま手術が行われてしまうのですが、痛くもなく、手術中の医師の顔や会話を聞きながら、快楽に包まれた身体から意識のみが移行し、急に2086と言う数字が目の前に出てきました。

そこは、ルーレットみたく、カラフルで蛍光色で目が痛くなりました。

無数の数字に埋まっている場所なのですが、その数字の場所に私の意識が止まると、まだ私が生まれる前の行った事のない、写真でも見たこともない、ひいお婆ちゃんの家で、私の母が叔母に甘えている姿でした。庭や池、花ビンの場所。

またルーレットの場面に変わり、次は生命の誕生の細胞分裂や、ささやき。

誰を産まれさせ、子宮はどれにするかとか、特殊な遺伝子や国はどこにするとか、未完成な遺伝子には経験の意味を研究者達?がささやき続けます。

私が消えてなくなる感覚におちいりました。私は苦しくなり、もがくのですが、こんなに苦しくなるのなら手術なんてしなければ良かったと…

だんだん意識が肉体に戻るのがわかり…看護師さんに名前を呼ばれてるのに目が冷めない。身体が動かない。

身体と意識がなくなる様なしびれと痙攣が私を襲い、意識は頑張って目を開けようとしていました。

すると、目の前には大きな砂時計と、綺麗な風景と、川が流れていました。赤い花があり、それをつかみ岸を渡れ、と看護師さんの声とは別にささやきが聞こえ、花を持ったまま目が冷め、嫌だ嫌だ!と言いながら目を覚ましました。

本当に痙攣もしていたみたいで、注射針も腕から外れていて…。

気が付きすぐに寝たそうですが、起きても、恐怖でハッキリ覚え過ぎていて、起きてからすぐに絵を書き、母に見てもらうと…ビックリした様子で怖い。と言われてしまいました。

あれは何だったのでしょうか?自分でも怖いです。