
去年の夏の話。
いわゆる熱帯夜で寝苦しくて、夜中過ぎてもなんとなく寝てるんだか起きてるんだかわからない感じだったんだ。
時計は見てないけど、感覚として夜中の3時すぎくらいな気がした。
ふと部屋のドアが開いたような気がして、すっと意識が戻った。
半分以上寝てる状態で、身体も動かせないし目も開けられないんだけど、なんとなくドアのところに壮年(31歳から44歳くらい)の男の気配がして、部屋の中をじっと見てる感じがした。
同居の家族はいるけどそんな年頃の人はいないし、真夜中に離れの部屋に来ることなんて今までなかった。家族だったとしても声をかけないのも変だし。
寝る前に霊体験の恐怖漫画読んでたこともあって、怖えーよ、なんだよ、消えろよってずっと念じてた。
そうこうしてるうちにすーっとドアが閉まった感じがあって、気配が遠ざかった。時間的には30秒くらいだったと思うけど、なんかすごく長く感じた。
なんだったんだ今のは。怖い漫画読んでたからなんか呼んじゃったのか?自分霊感なんてないはずだぞ、これから見えるようになっちゃったらどうすんだよ、と思いつつも睡魔に負けて寝ちまった。
で、翌朝。夜勤から帰った弟がトイレの窓ガラスがないことに気づいて大騒ぎ。
離れのそこここに足跡が残ってて、昨夜の気配が空き巣だったことが判明。被害は何もなかったけど、ある意味幽霊よりも怖い体験だった。
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まあ、窓枠から外されて無くなってるという意味だろうけど。
空き巣は隣家からちょっと音がしたぐらいでも止めて別の家捜すそうだ
うちはジャロジー全部外されたけど何も盗られなかった、警官からけっこうよくあることだって聞いた
何枚も外して綺麗に窓辺に積むのかなり手間だと思ったけどな
みんなも家の周りには防犯砂利でも轢いとくんやで
ヤバいと感じて夢うつつのところから急速に覚醒しようとしたけど体が全然動かず。
相手はリビングの入口から動かず20秒くらいして何も取らずに出てベランダ側をぐるっと回って敷地を出ていったけど、その辺でようやく体が動くようになった。
おそらく空き巣で狭い上に汚部屋だからやめたんだろうが、結構大胆にはいって来るんだな。それから鍵はきちんとするようになった
居直り強盗になったり
一家惨殺事件になったり
貞操の危機にあったりしなくて
運が良かった。
今は少ないけど、昔会った手口で窓ガラスを外して侵入。というのがあった。
外からサッシ毎外すとか(鍵が閉っていたら、左右2枚纏めて外せた。今はできない作りになっている)
切り出しでガラスを切って外して侵入。というのも、よくあった手口
(外したガラスは、その辺に立てかけておく)
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