![不気味](https://livedoor.blogimg.jp/ninomiyamasaki-kowai/imgs/1/6/16c8af43.jpg)
「おかあさん今日ず~っと家にいたよね?ね?ゆうちゃん」
俺が5歳のある日の夕方、母親がしきりに俺に言ってきた。
「おかあさんず~っと家にいたよね?ね?」
よくわからないけど、
「うん。いたよ」
って答えたら、母親はすごい喜んだ。
次の日、隣に住む祖母が死体で発見された。一見自殺なのだが、他殺の可能性(遺書がなく、足が悪いのに首吊りをしたことに違和感)もあるとして、うちにも警察の人が来た。
5歳の俺にも聴取のようなことがされたが、ほとんど母についてだった。
実は母と祖母の仲は悪く、元々同居していたのに、新しく家を建て祖母を追い出した経緯もあった。
「おかあさんはあの日ずっと家にいたの?」
警察にしつこく聞かれたが、「いたよ」っと伝えた。その後母に
「警察に何聞かれたの?」「ほかには?」「他には?」「ホカニハ?」
としつこく聞かれた。そして、家にいたと伝えたことを言うと、ホッとしていた。
あれからもう20年以上たって、俺は会社員として働いている。13歳で父が死に、苦しいなか大学まで行かせてくれた母には本当に感謝している。
ただ、あの日俺がテレビを見ながらウトウトしている間に、母が、裏口から30分ほど家を出ていったのが忘れたくても忘れられない。
650:本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月)07:47:44ID:v2gMi44Q0
朝から黒い気持ちになったぞ…
651:本当にあった怖い名無し:2009/04/20(月)08:54:12ID:e3+pczdv0
ゆうちゃん…見たのね…
コメント
コメント一覧
頸部圧迫による縊死と絞殺とでは索条痕や鬱血の箇所が違うし、身内のガキの証言なんざ信憑性がないからな
神奈川県警なめんなや
赤川次郎だかの短篇で、柔道経験者が犯罪者の首に縄をかけて背負い投げみたいにして首を絞めた結果、警察のバカが首吊りで処理した、と言うのがあった。
(関係ないが赤川次郎の短編集は笑いもエスプリもなくて怖い秀作が多いのがよい)
アイザック・アシモフだったと思うが、背負っていた人間の首が締まって死んだので「奇妙な果実(首吊りの死体)」にする、と言うのがあった。
アシモフほどの人が描いたんだから、括ったように絞めることが出来るんだろう。
因みによく時代劇なにある、首に縄をかけて鴨居や梁を飛び越して首を絞める、は出来ない。
最低二人は居ないと無理とか
母親になんかされながら(基本は殴りながら)「ずっと家にいた」ことを確認されたんだろうな。何度も繰り返したのは、認めるまで体罰を繰り返した結果。
同じように、転寝してる5歳児が、母親の行動にアンテナを張って覚えてるわけない。その時に好きな番組を見ていたとか、恐ろしいことがあった、とかじゃなきゃ。
本当の話なら、な。
はあ?
しつこく繰り返し母親がアリバイを言い聞かせてたじゃん。
それで覚えてないなら割とおばかちゃんな5歳児。
草
「奇妙な果実(首吊りの死体)」というのは、古いジャズナンバーだよ。
黒人差別を歌ったビリーホリディの楽曲。
小説は、「奇妙な果実」ではなくて?
リリアン・ユージニア・スミスのデビュー作
だったらそっちの「恐ろしい事」のほうを覚えてるだろ
警察に事情聴取されるのに虐待の痕とか見つかったら余計怪しまれるわ
で、怖くなって戻ってきた。
不仲が知れ渡っていたから、疑われるのもいやだったんだろうね。
女1人で首吊り死体に店勝てての〇〇は難しいよ。
逆に、足が悪い人間が首吊りで自死。というのは、幾つもの事例が存在している。
ノンフィクションだけ読んでて(^◇^)
リアリティ皆無のフィクションとかなにが面白いんだよ
普段どんだけ質の低いもん読んでんだ
知恵遅れは書き込まないでね
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