
うちの実家は古い旅館なんだが、居間から全ての客室に内線で電話できるんだ。
そんで二階のある部屋だけ居間から内線をかけてもよく通話中になってるの。プーップーッてやつ。その部屋どころかその階に誰もいない時でも。
家族は不思議がってはいたものの、特に追求はしようとしなかった。だから自分でまた内線掛けてみたら繋がったんだよ。
プルルルル、プルルルル、
ガチャ、
ザァァァァ(テレビの砂嵐みたいな音)
あ!誰か出た!
と思ってダッシュで階段上ってその部屋に行ったんだ。その間10秒もなかったと思う。
すると誰もいなくて受話器が電話の横に置かれてたんだよ。家族は全員一階にいたし客も入ってなかったのに。
あとその部屋の日本人形の着物の色が白から赤に、ある日突然変わったこともあった。家族は誰も身に覚えがないらしい。
ちなみにガラスのケースに入ってて、着物は固定されてて脱がせられるタイプじゃないんだ…
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怖い話ではよくあるけど自分は見た事ないので
余談だが修学旅行生を泊める宿は床の間に大きな壺を置くと聞いた。
隠れタバコを吸われて変な所に吸殻を捨てられて火事になるよりは
壺を灰皿替わりにさせる為だそう。
しかも居間からって…普通はフロントだろ。
民宿レベルでも、経営者家族の電話と宿泊施設の電話は別だわ。
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