15/02/18
私が小学生のとき父方の祖母が亡くなって、お葬式をした時の話なんだけど。ずっと気になってることがあるので投下。
父は次男だけど、長男の叔父は私が生まれる前に物凄い借金を作って家に大迷惑を掛けたとかで絶縁されてたらしい。
でも、実の母の葬式ということでその時だけ顔を出してた。奥さんも連れてきてた。私は2人ともその時初めて見たけど、奥さんは普通のおばさんという感じだった。
叔父さんはどよんとした雰囲気でちょっと気持ち悪かった。
で、焼き場に行って遺体を焼いて、みんなで箸で骨を拾ってくやつあるじゃん?あれをしてた時、なぜかなんとなく叔父さんの方を見たら、叔父さんが祖母の骨を口に入れた瞬間を見てしまった。
しかも人に見られたらマズいという感覚はあったらしく、視線だけで周りをせわしなく気にしていたので、バッチリ目が合ってしまった。
ボリボリ噛んで飲み込んでた。ちょっとニヤニヤしてたような気がする。
小学生だったんで、もう怖くて怖くて、もちろん親にも言えなくて今にいたるんだけど…
亡くなった人(親)の骨を食うって何か意味あるの?例えば叔父さんは絶縁してるけど、骨を食べることで縁を繋ぐとか…?
今でもずっと気になってるんだけど、誰か心当たりないですか。
877:2015/02/19(木)00:46:04.74ID:10ggavHJ0
地方によってはあるよ。『骨噛み』という風習。噛んで飲み込むところもある。戦前では日本各地に伝わっていた。別に不思議な事じゃない。
死者の骨を噛む事で、死者への愛惜(あいせき)と思慕(しぼ)を伝える意味。
個人の骨を食べる事で、自分の悪いところを治す。と言われて地域もある(膝の骨→自分の膝が治る)。有名人の例だと、勝新太郎がやった(兄の若山富三郎親の葬儀の時)
古代には、死者の肉を食う。という風習があった。世界各国広い地域で行われてた。
死者の魂と持っていた力(霊力や能力)を取り込む。自分の中で生かし続けるという、精霊信仰に基づいた儀式。
地域によっては家を継ぐ継嗣(けいし)がこれを行い、先祖の魂を取り込み、守りの力とするトコもあった。
骨噛みは、火葬以降により儀式化される形で伝えられたもの。上にあげた『自分が悪いところの骨を…』というのは、精霊信仰が色濃く残っている面がある。
パプワニューギニアでは、他部族と戦い死んだ戦士の骨をしゃぶり、勇敢な魂と精神を継ぐという儀式がある。
同じ儀式がヤクザの世界でも行われた事がある。Y組の最高幹部T氏が殺された葬儀で、骨上げの時に幹部が組長の骨をしゃぶり、組長への敬愛を示し暗殺犯への復讐を誓い合った。
報告者の叔父さんが、どんな意味でやったのかはわからない。でも特段不思議な事でもない。
878:2015/02/19(木)02:04:25.05ID:V6FZ0VZu0
意識的にでも無意識にでも、衝動に駆られる人はいるみたい。
母親が亡くなったときにあまりにも悲しくて、いっそお骨を食べたら自分の中で母親がずっと生き続けるんじゃないかと思って本当にしそうになった、みたいなことを言ってた人がいたわ。
叔父さんがどういう思いからその行動をしたのであれ、身近な人が亡くなると本性って出るよね。
879:2015/02/19(木)14:33:45.54ID:2c3Fp3Vg0
>>877
そういう風習があるんですね。全然知らなかったです…
父の実家は中部地方なんですけど、全国的にあるのかな。
>>878
叔父がどういう人なのか分からないのですが、祖母をよほどしたっていたならそういうこともあるかもしれないですね…
880:2015/02/19(木)14:44:23.82ID:A4qQJRYn0
有名どころではベラミ事件の鳴海清(なるみきよし)が骨を食べたのが有名だな
コメント
コメント一覧
全国にあると言っても、隣町ではやらない程度の分布だし。
まぁ「骨喰み」知らないってことは、国語が苦手な人なんだな、と何となく思う。偏見かな。
クールー病になるのは野蛮だと思う。
うちの母亡くなった時はコロナ禍で葬式せず自分だけで送ったから食べられてない
ベラミ事件:三代目山口組組長が抗争相手の組員の鳴海清に、クラブで首を撃たれ負傷した事件。
現場となった高級ナイトクラブの名前がベラミ。
骨を食べた:山口組との抗争で死亡した親分の骨を齧った。(それで復讐を誓ったと昔読んだ本にはあった)
なお、鳴海清は事件後、逃亡。後に死体で発見された。匿われていた他組織との間に軋轢が生じて殺害されたとされている。(犯人は不明なまま)
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