13/04/19
2才になる子供がなかなかすべり台をすべれなくて(怖がって登らない)近所の人に少し離れたところの公園のすべり台は小さめだよ、という情報を聞き、子供と一緒にその公園まで出かけてすべり台の練習をしていた。
気がつくと、公園の向いにあるボロいアパートの2階の窓からお爺さんがこっちをみていて、子供もそれに気づいてバイバイと手を振った。お爺さんも手を振った。
しばらくすると子供がそっちに走っていこうとしたので急いで捕まえたら
「おじいちゃんがこっちに来いっていってる」
と必死で行こうとする。
公園の前は結構車の交通量が多い道路だし、そこを通らなきゃアパートにいけないから、とにかく子供を捕まえて「危ないから」と説得した。
気がつくとお爺さんがいた窓は閉まっていた。
数日後、近所の人にその公園にいったおかげで子供がすべり台をすべれるようになったとお礼を言い、ついでに、あそこの公園交通量が多くて、とあったことを話すと、その人が嫌な顔して
「あのアパート、今誰も入ってませんよ」
と言った。
「有名なんだけど知らないの?」
と、PC開いて某事故物件サイトを見せてもらったら、そのアパートの2階で男性のミイラが発見されたことが書いてあった。
そのお爺さんがミイラなのかどうかは不明。でも、二度とその公園には行きたくない。
コメント
コメント一覧
コメントする