15/09/28
もう20年以上前だけど、小学校で戦争体験を発表する授業があった。
じいちゃんばあちゃんとか、身近なお年寄りに聞いた話をクラスのみんなに披露するヤツ。その時にある男の子がした話が、いまだに頭にこびりついて離れない。
その子のおじいさんはコックだったそうで、(いつどこでどんな状況だったのかは、残念ながら私の記憶に残っていないが)戦時中のある時、異国の地で外国人をもてなす料理を作らなければならなくなった。
しかし食材がない。肉も魚も食べつくしてしまっていた。困っていると、餓死や戦死した人間の肉をこっそり使うよう指示された。
ある程度コース仕立てにしなければならないので、いろんな部位を使った。
目玉をどう調理しようか悩んだ末に、バターソテーにした。目玉ソテーは外人に好評で、コックだったおじいさんは上司に褒められたそうだ。
もちろん、食事が人肉だったことを食べた人達は知らない。コックも(多分軍人だと思われる)依頼者も、味見はさすがに出来なかったらしい。
目玉のソテーは、子供だった私の心に強烈に残った。
ソテーにすれば、それは人間の目玉だとは気付かれないモノになるのだろうか?食感は硬いのか軟らかいのか?魚の目玉のような芯はないのか?そもそも死人の目玉の鮮度は?
いや、死肉だってどこで調達・保管してたのか?
話の細部を覚えていないし、男の子の話がそんなに詳細だった記憶もない。でも、フライパンで料理をしていると、時々この話を思い出してしまう。
フタを開けると、そこにたくさんの目玉が湯気を立てているようで怖い。どんな味がするのか、ちょっと食べてみたいと思う自分にも。
73:2015/09/28(月)04:54:59.35ID:YWQKNS7F0
屠殺(とさつ)した後すぐに処理しなきゃろくでもない味になるんだがね。食う目的を持って殺さなきゃ。
無論餓死者も戦死者も無理。
そんな単純なことも知らないのかね最近の馬鹿いモンは。
75:2015/09/28(月)20:08:33.34ID:c32bWixEO
人肉食殺人事件の佐川なんたらが、胸がうまかったとか尻肉まずかったとか書いてたな
脳さえ食わなきゃ、人肉食っても大丈夫なんだろうか…
76:2015/09/28(月)20:43:51.82ID:ILS+jUuj0
脳と神経がやばいんだとさ。
あとは食っても問題ないとかなんとか。
92:2015/09/29(火)23:25:48.73ID:Ey4NuHJMO
>>76
脳と神経なんでダメなん?
猿の脳ミソは大丈夫なのに?
93:2015/09/29(火)23:41:29.96ID:BNMIOtFd0
原因になる異常プリオンはほとんど脳にあるからだろ。牛の異常プリオンは人のとよく似てるから。
極めてまれではあるが、狂牛病が人に感染する可能性がある。猿の場合もはっきりとはわかっていない。
86:2015/09/29(火)07:08:16.61ID:ldpSKijv0
戦時中の人肉食の話は「自分は食ってないが」という伝聞系が多い。後ろめたいからそうなるんだろうけど。
この話も実際食ったのは外人じゃないのかもしれない。
87:2015/09/29(火)07:15:12.23ID:Q/9cFK000
人肉食はなんやかんやでどこでもあるな。ロシアの人肉市場、ドイツの人肉ソーセージ、アメリカの人肉ジャーキー。
中国の子供の唐揚げとか、イギリスとかフランスあたりの人肉食はちょっと古いから、伝説みたいな感じになってて生々しさがなくなってら。
コメント
コメント一覧
食材に事欠く上に戦死者や餓死者の遺体が簡単に手に入るような最前線に外国からの客が来て、しかも余裕をもって食事ができる状況と言うのがまず不審です。そんな窮状で、よくバターソテーを作れるバターがあったものだ(呆)。
他にも疑問点は複数ありますが、長くなるので省略。そんなグロテスクな話を聞いた教諭も疑問点を指摘しなかったのでしょうか? まあ、児童が祖父から聞いた事だとなれば、理解のある教諭なら無碍に突っ込みはしないだろうが、左巻きの人なら、「日本軍はこんなに非人道的だったのだ」と児童を洗脳しかねません。
話は変わりますが、人間の脳を食べるとプリオン病にかかるというのは、20世紀のニューギニアにおける事例が無知な人々に拡大解釈されて広まった話でしょう。ニューギニア(他の地域でも然り)の食人風習はおそらく何百年か何千年も続いて来た儀式で、もし脳食いそのものがプリオン病の原因なら、とうの昔に彼らは絶滅していたはずです。
ニューギニア原住民の悲劇は、近年になって異常プリオンを脳に持つ個人が出現(発生)し、その遺体を何も知らずに食べた事が原因です。異常プリオンさえ無ければ、脳を食べても発病しない。北京原人やクラピナ人(ネアンデルタール人類)、ソロ人(ジャワ島)など、原始人類が脳を食べた事例は数ありますが、人類の進化・歴史は途切れる事無く続いて来ました。
いや、私は食人などしたくはありません。他に食べる物が無いという極限状態に陥らない限りは、たぶん、ね……。
そこでさらに「とある場所」とかぼかすと面白さは半減よ。
パパ・ブッシュも救助の潜水艦がちょい遅れてたら…
戦後30年だったか40年だったかの記念に、戦争経験者の話を漫画界の大御所が漫画に仕立てたものが刊行されて、小学生の自分に親が買って与えた。
原爆症になって長年苦しんだ人の話や、東京大空襲で行方知れずになった家族や恋人を探して50歳まで独身だった女性、疎開先でいじめを受けて精神が壊れてしまい、軍国少女のまま生きる少女の話、アウシュビッツに行く寸前で解放された人が収容所にいる時の友達について話した話など、色んな話があった。フィクション仕立てのものもあった。
そこに尻肉を食った人の告白もあった。
ガダルカナル島の話だった。亡くなった戦友の尻を切って食う話で、人の肉を食うと肌がツルツルしてきて目の周りが窪み、逆に目玉が飛び出すと言う、顔つきが「人間じゃなくなる」と思わせる描写があった。
尻肉が不味い、と佐川が言ったと言うが、尻肉が一番、人の肉っぽくないそうだ。煮ても嫌な匂いがしない。食ってても仲間にバレない。
ただ、その時点のガダルカナルに肉などない。だからなんか煮炊きしてりゃ、不審に思われる。
その話をした人は、部下がマラリアで死んだ同胞の肉を食ったことを知り、軍規則違反で射殺(私刑)にしたという。
人肉がクセになる、というのは嘘だそうだ。
けれど思考は止まるらしい。だから上官に問われるまま「それはなんだ?」『肉です』「何の肉だ」『◯◯上等兵の尻の肉です』というような会話を、よどみなくする。
その描写が恐ろしかった。
因みに水木しげる先生の体験記(敗走記の簡易版)も収録されていたよ。
今も探せば手に入るんじゃないかな。
知らなかっただろ?
へーそーなんだーきみものしりだねー
何ていう単行本か教えて頂けませんか?
記憶が定かでないので、水木先生のwikiなどを調べましたが、おそらく「漫画で読む『戦争と日本』」シリーズです。
アンソロジーの漫画本が10冊くらいセットになっていた記憶です。
戦争について書かれた漫画の図録のようなものもあり、手塚治虫先生の作品などが紹介されていました。戦争中の漫画弾圧のお話でした。(アンソロジーには入ってなかった)
いがらしゆみこ先生や池田理代子先生などもの作品も紹介されていた記憶です。
ヨーロッパでユダヤ人?レジスタンス?の隠れ家を「チョコをあげるから」と軍人に言われて教えた子供たちの漫画で、チョコを食べて嬉しくてふざけ合う少年少女の背後で銃声が響く、という1ページのみが紹介されているのをはっきり覚えているのですが、その作者はいがらしゆみこ先生だったように思います。
収容所で「目が見えていない」ことを理由にガス室に送られる幼い妹と「私も目が見えません!」と嘘を言って一緒にガス室に行く姉という幼馴染を失った女性視点の話。
子供たちを守るためにフランス?イギリス?の砲撃が始まると白旗を振り続け、味方の大人に殺される少女の話。
旗手に選ばれ、何があっても死守しろと言われた青年が、命の瀬戸際に旗を捨てようとするが、広げてみた夥しい血に染まった旭日旗に手放せなかった話では、旗棒に死んでも旗を離さなかった兵士の手痕があった。
南方の島で怪我をした部下のために麻酔なしの手術を行い、竹で即席の注射器を作った話。殲滅させようと偵察に来たアメリカ兵が、竹を斜めに切った注射針を突き刺すのを見て悲鳴をあげて攻撃をやめさせるのはフィクションでしょうが、竹の即席注射器は多くの戦場で作られ兵士を救ったと。
最初のコメに書いた以外で覚えているのはこの辺りです。
戦時下における生活は倫理や常識に対する遵守意識が麻痺していくから綺麗事なんて通用しない
その戦時下の状況に鑑みると、上の立場の人間は潤沢な食料を手にすることができて、要人をもてなす時には容赦なくそれを使わせてたけどな。
慰問に行くと、看護婦さん達は碌でもない宿で碌でもない食事だったが、歌手や芸術家はたいそうなもてなしを受けたそうだ。
赤十字看護婦だった人の手記に、書いてあったわ。
あんたの言う綺麗事は、ちゃんと戦争時も行われてたよ。国民の犠牲のもとに。
人によるだろ
因みに違うからね、一応
狩りがそうだが、血抜きと腸抜きが味の9割を占めると言っても過言じゃないからなぁ
コメ7をバカにしてんだよ。分からんのが逆にすごいな。
まあ、プリオン病ではなく正しくはクールー病ですけどね。
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