10/08/19
古い街道筋の老舗旅館に家族と泊まった時の事。
夜遅くトイレに目を醒ましたら部屋の襖の上にある欄間(らんま)から明かりがもれていた。
隣の部屋には家族が寝ているはずで、明かりがついてるのは変だなと思い、そっと襖を開けてみる。すると江戸時代風の舞子さんが複数で一人の男を囲い、宴をしていた。
えっなにこれ?と思った瞬間、向こうの全員がこちらを凝視している。うわっ、と思わず襖を閉めてまた開けたら暗いなか家族が寝てる。欄間の明かりも消えていた。
古い歴史のありそうな旅館だけに一時的に別の時代に繋がったのかという体験だった。
細かいとこは覚えてないんだけど、見た目華やかな朱(あか)い着物を着てて、肌に白粉は塗ってない女が、髷(まげ)を結った着物の男を囲んでいた。
江戸時代風だと思ったのは、テレビや何かで見る作られた江戸風味とどこか違う薄ら寒さを感じたから。
怖かったのは全員こちらを凝視してきた事で、何か見てはならないモノを見た気になった。
コメント
コメント一覧
「不意にふすま開きて妖しの男現れ、こなたを見て呆然とせしもやがて消え失せけり」みたいな文章が残っとる
と言いたいが、この手の承認欲求満たすための病的な嘘つきには
一切触らないのが一番だな
それのパクリか。
さも自分が見たように書いてるが。
このまとめサイトいて楽しい?
コメントする