08/01/08
駅から家への帰り道の途中にあるスナック。
月に2、3度顔を出すようになっていたんだけど、年末の忘年会シーズンのかきいれ時のくせに、クリスマスを前にして入口に『しばらく休業します』との張り紙が。
どうしたんだろうな?と思っていたのだが、年が明けて新年会の帰りにチョッと寄って見ようと思い、行ってみた。
内装工事の業者が夜遅くまで工事していた。親方みたいな年配の職人に
「新装開店で模様替え?」
と聞いてみると
「いやあ、上の階で水漏れでね、お店はたたむみたいだよ」
と言う。次のテナントが決まるまで、設備はなく、壁や天井などだけ補修しておくらしい。
「はやってたらしいけどね。災難だよね。お宅、常連さん?」
気になっていたら、昨日ママから携帯に連絡があった。
「ごめんね、他の場所で開店したら、連絡するから」
そうとうひどい水漏れ?もしやトイレの下水でも破裂して客の上にぶちまけちゃった、とか…なんて笑いながら聞くと
「それがねェ。上の階に一人暮らしのお婆ちゃんがいたんだけど亡くなってさぁ」
一か月ほど前に婆さんは亡くなったらしい。いわゆる孤独死だ。
浴槽の中で死んだ婆さんは、一か月間そのままだったらしく、風呂場の中は相当ひどい事になっていた。
そして体の一部がとうとう排水口を塞ぎ始め、風呂の水が溢れ出し下のお店に降り注いだ、という事だった。
「文句付けるつもりで、管理人と部屋に行ったんだけど…行かなきゃ良かったわ、本当に」
引用元:https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1199640948/
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お湯を浴槽いっぱいに満たして最後の入浴をしたのかね。
一人暮らしのお婆ちゃんが孤独死した部屋なのにいったい誰に文句付けるつもりだったのか
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