
うちの親父が子供だったころの、とある東北の田舎での昭和30年代の話。
うちの実家はすぐ近くに駅があって、線路に囲まれたとこにあるんだが、飛び込みがよくあったそうだ。
夜中に汽車の急ブレーキ音が聞こえると、またか!とばかりに周りの住民が野次馬しにいったそうだ。
いつものように急ブレーキ音で駆けつけると、下半身がちぎれた男性が苦しい痛いとうなってる。そのかたわらでどこぞのバアさんが、なんでまたバカなことした!って説教してたって。
それを見た親父は、それどころじゃないだろってゾクッときたらしい。汽車や、周りには肉片が飛び散り、凄惨な状態だったそうだ。
親父はその一回だけしか見なかったらしい。思い出すのも嫌みたいで、家族で自殺のTVのニュースを見てて、ぼそっと話した。
そんな自殺多発地域だったらしいが、特に幽霊の目撃者もいない平和な住宅地になっている。
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生存確率を上げる為には、「本人に怪我の程度を理解させない」ことも重要。
臓器の損傷具合にもよるけど、本人が「これは助からないな」と思わなければ下半身がバイバイしても助かる場合もある。
へえ~
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