
子供の頃、母の実家に泊まった時の話。
広い仏間で家族で寝ていて、夜中にふと目を覚ますと襖を開け放たれて見えている隣りの部屋に、でかい顔があった。
大人が両腕を広げたよりも大きな顔だけが。
ぎょっとなったが、なぜか怖くはなかった。それはその顔が、何やらコミカルな顔だったせいもあるかもしれない。
103:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2015/08/22(土)22:11:43.35ID:gsj4RgR8O.net
その巨大な顔は、漫画の様に太い眉とギョロ目で、分厚い唇の口元はにやりと笑っていた。
今思えば、それは笑っているダルマにも似た顔だった。
私はしばらくそのでかい顔を見ていて…それから後の記憶はない。気がついたら朝だった。
母の実家はとんでもない山奥の古い田舎家なので、妖怪のたぐいか何かだったのかもしれない。
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幼少期に夜中に一人で絵を描いていたらでかい顔だけの妖怪とバッチリ目があったそうだ。
お互いにびっくり。
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