15/10/10
初ですが小学校の時のほんのり怖い話を。タイトル付けて
[焼身自殺]
これは小学校での事。
うちの小学校は下校庭と、3mほど高い上校庭と、そこからまた1mほど高い上々校庭(って呼んでた)、があったんだけど、ある日、先生が笑いながらこんな話をしてくれた。
「学校ってのは結構、古い墓地とかそういう所を埋めたてて作ってるところが多くてな。うちも墓地跡なんだよ。
下校庭から上校庭まで、舗装された土手があるだろ?当時はコンクリで固めてなかったから、昔はそこからよく墓石が飛び出てたんだ。」
まぁ小学生にはちょっとした怖い話だよな。
それで、それから数ヶ月たったある日、俺は学校の近くに住んでて、夜のちょっとした出歩きの時によく学校の校庭が見える道路を歩いてた。
その日も普通に歩いてて、ふと校庭を見たんだよ。でも、いつもと何か違った。上々校庭を目を凝らして見ていると、急にボワッと明るくなった。
男の人が火に包まれて凄く苦しそうに叫んでた。焼身自殺の現場を見てしまったのだった。(後から新聞に載ってた)
その時、俺は同時に見たんだよ。校庭の土手から無数の手?が、手招きする様に、焼身自殺している人の方を向いてユラユラ揺れてたのを。
当時、俺は携帯なんて持ってなかったから、急いで家に帰って警察に通報した。けど、もう遅かった。
後から知ったんだけど、遺体の各所に手で強く握ったようなあとがあったらしい。俺は昨晩の事を思い出して人知れずビクビクして結局その事は誰にも言わなかった。
そんないろんな意味で怖かった話。ほんのり怖いかな。
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中学校で女子生徒が一人、ごみ焼却炉の中に入って灯油をかぶり、火を着けて焼身自殺をした。当時はまだダイオキシン云々は言われておらず、学校や事業所に小型のごみ焼却炉があったものだ。
さて、その事件以来、夜にその焼却炉に近付くと、何も燃えておらず火も着いていないのに投入口から赤い光が漏れるとともに「ギャーーー!」と言う悲鳴が聞こえるそうな。
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