
11/07/18
12,3年前くらいの話。
大阪でとある不動産をあつかったときのおはなしです。
社長が知り合いの不動産業者が倒産?廃業するからそこのもっている不動産を格安で譲渡してもらった。
当時はわりと景気が上向きだったのであっというまに売れてかなりの利益になるだろうと上司が言っていた。
大阪市内で駐車場付き1戸建て!中古といえどそれなりのお値段のはずなんですがなぜか仕入れ金額が○○万・・・・
全員でこれ金額おかしくないか?といってました。
会社的にはそれなりの金額を上乗せ最終的に相場より少し安めに設定。部門をあげて、販売にとりかかり、1ヶ月がすぎ、3ヶ月がすぎ、半年がすぎ・・・
なにをどうやってもその一戸建住宅だけ売れない。半年間で数百組の見学があったにもかかわらずなぜか売れない。
最初の設定金額の半分くらいまで値段が落ちても売れない。
おまけに担当していた人間が半年のあいだに二名退職。怪我人続出。社内であの一戸建てにかかるとろくな事がないと噂が立つほどに・・・
ばりばりの営業マンだった私がその一戸建てを直接担当することになり部下2名(A,B)をつれて関わることになりました。
ごくごく普通の家でなかは綺麗で普通の住宅にはあまりないLANケーブルをさせる設備が各部屋にある程度。
掃除ついでに中を細かく家をみましたが、築年もそこそこ新しい。なにより建築されてからだれも住んだことがないので中はピカピカ。
この値段でなんで売れないのかがさっぱりわからない。
しばらくして部下二名ともがあの家少しおかしいと言い出した。
当時ワンマンだった私は二人の話をまったく聞かずとりあえず売らんかい!と、売らんとボーナスないぞ!と・・
そんな話をして1週間も立たないうちに部下のひとりAが私のところにやってきました。
その風貌が異質というか異常というか顔がマジンガーZのアシュラ男爵みたいに綺麗に左半分赤黒く変色していて驚いて
私「Aちゃんそれどうしたん?」
A「それがよくわからないんです」
そういいながらシャツの左のそでをめくってみせると漆にかぶれたみたいに腕全体がおかしな状態になっていて
A「しばらく休ませてほしい、あの家の担当は嫌です」
私「とりあえず完治するまで休むのはかまわないけど、この間もあの家のことBといいにきたよね?なにがだめなの?」
と話してるとAが少しつまったように話し始めたのですが、
A「実はあの家にいくと、誰かが・・・・・ヒッヒッヒッ」
突然何事かと、いきなりAの顔が青白くというか赤黒くというか、変色して机ひっくり返して全身ビックンビックン痙攣して倒れました。
社内騒然で病院にはこびこまれたAは気胸で左肺に穴が開いてます、ということでそのまましばらく休職。
Bに連絡をとろうとしたが、その日は連絡がつきませんでした。
ながくなりそうなので要約すると
B左足骨折
私左腕に16針の怪我
問題の一戸建て、あまりにもおかしすぎるということでいろいろ調べた結果以前にもにような現象があったことが判明
社長が本気でびびって他社へタダ同然で転売
転売された会社数カ月で転売
上場大手にわたる
マンションへ
いまだにマンションたたず
86:11/07/18(月)18:43:09.19ID:x4tRwNh90
ちょww肝心な所要約とかww
引用元:https://www.logsoku.com/r/2ch.net/occult/1309176058/
コメント
コメント一覧
分譲した時にやっちゃったんだろうね
とは言え、世紀末だから例えるなら絶叫系マシンで頂上に登りきる手前の頃の話で
そこから先は氷河期で景気急降下だからコロコロするのも、マンション建たないのも無理はないかな
こういう瑕疵不動産ババ抜き、悪質だなあ。
ガチな話、そんな立地の土地、元の地主がごねてたり裁判でもない限り、土地屋がほったらかしとくわけないけどね。
餅は餅屋。土地屋ほどその辺理解してるもんだ。エセやニワカでなけりゃ。
まあ素人作家だから……。
Aが話の途中で左肺に穴が開きしゃべれなくなったように、急に左目あたりに異変が生じ文字を打てなくなったと解釈すれば怖さも増して楽しいのでは
知らんけど
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