07/03/30
10年ぐらい昔。
日曜の朝の9時35分。
父親はパチ屋、母親はクリスチャンなので日曜礼拝、妹はたぶん睡眠中、俺はTVゲーム中だった。
突然電話が掛かってきたのだが、母方の祖母からだった。
母親と同じで婆さんもクリスチャンなので、日曜礼拝のことだろうと思っていたら、どうやら誰宛とかじゃないみたいだった。
内容は、『みんな大丈夫?誰も亡くなってない?怪我してない?』。
親は出掛ける前に「行ってくるわ」と顔を出したので、いつも通りなのは確認済み。
妹は知らんが、昨日の晩は一緒に飯食ったし元気だろう。
そもそも『亡くなってない?』なんて電波な質問に対して、「あぁ元気元気」と適当にあしらった。
婆さんは、そんなこと言うタイプではない。
気味の悪さからゲームに集中出来ず、確認した方がいいのかなぁと引っかかりつつも、考えるほど嫌な予感がし、恐怖で確認できないでいた。
9時45分。
起きたらしい妹がパジャマ姿で部屋に入ってきて、とりあえず妹は安心。
しかし一言、「ゴンタ死んでる」。
寒気がした。
死んだ人が別れの挨拶をするって話しはありがちだが、愛犬でも似たようなことがあるというのを身を持って知った。
愛犬と婆さんの面識は3回もないと思う。家族旅行の時に預けたぐらい。電話の内容から察するに、何かが亡くなったのを感じたんだろうか。
不気味だ。
引用元:http://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1433168303/
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留学生仲間で集まって怪談話をしていたらいきなり部屋の大きな鏡が落ちて粉々に割れたので不吉な予兆を感じて安否確認をしたのだという。
鏡に驚き過ぎて、聞かされた各国のご当地怪談を
妹がすっかり忘れてしまったのが惜しまれる。
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