怖い

09/06/30
これは俺が中学生の頃の話 
柔道部に在籍していた俺はヒザを怪我していたんだ 
順調に回復していたヒザにうれしくなり山を歩きたくなったんだ 
まあ山ってか山頂にある神社へ続く階段なんだけどw 
その山は霊山としても有名なんだけどそのときは何も知らんガキ 
部の監督に断って山に行く許可をもらったんだ 
時刻は夜の7時過ぎ、夏だがもう暗かった 
歩ける楽しさをかみしめながら上った階段 
気づいたらもう中腹にきていた 
ちょいとここらで音楽でも流すか…… 
と思ってケータイでかけたのがマツケンサンバ 
ご機嫌にまた一歩踏み出そうとしたその時 
「…ぎゃー……おぎゃー……おぎゃー……おぎゃー」 
ん?なんだ?と思っていたらまた追撃 
「…あははは…うふふふふ」 
今度は女の人の声 
まずいと思って一目散に逃げ出した 
すると後ろから足音がするではないか 
ダッシュしながら後ろを振り向くと…… 
白装束の女がキリのようなものを持って走ってくるんだ 
人生であんなに速く走った経験はない 
人間本気になると痛みなんか忘れるんだなw 
そんでもっていつの間にか学校についていました 
なんとかあの女は振り切ったようだ 
汗だくで道場に戻り帰ってきたことを監督に報告した 
すると監督は「お疲れさん。でも背中のイタズラはあんまり好かないぞ」 
何のことかと思いTシャツを脱ぐと背中に 
◎←こんな感じの的が赤茶っぽいペンキ?で描かれていました 
部のやつらに聞いても誰も知らないって…… 
あれはなんだったんだろう


引用元:https://anchorage.5ch.net/test/read.cgi/occult/1245407426/