
159: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 02:36
弟が交通事故で無くなり2年が経ったころ、母を元気付けるため、父と相談し、那須に別荘を購入することにしました。
早朝から家族3人で北に向け出発。弟は外出があまり好きではなかったのですが、温泉は大好きだったので、別荘を買うなら温泉が出るところがいい、と、温泉地の不動産屋さんに行きました。
暑い日だったので、不動産屋に入るとおねぇさんが冷たい麦茶を出してくれました。
担当の方と家族3人の4人分でいいはずのところを、なぜか5杯出てきました。
「あ、一つ多いですよ」と担当の方がおねぇさんに返しながらいいました。おねぇさんは「失礼しましたぁ」と下げていきました。
そのあと、温泉地を家族3人で歩きながら、アイスキャンディを食べようと、露店のお店で「3つ頂戴」。というと、おじちゃんはアイスを4本出しました。「一本多いですよぉ」と言ったら「あ、人数分だと思って・・・」と不思議そうな顔をしました。人数分でも3本なのに。。
その後、昼ご飯を食べようということになり、蕎麦屋さんに入りました。すると、店員さんが水を4つ出してきました。俺が冗談で、「おいおい、弟ついてきてるんじゃないか?あいつ温泉好きだったし」というと、母は「もしかして、これもってきてるからかな・・・」とカバンの中から位牌を出しました。
母は、家族で買う別荘だから、弟も連れて行こうと位牌を持ってきたそうです。。。
こんなことってあるんだなぁ、と家族で妙に納得しました。
160: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 03:06
>>159
きっと弟さんも一緒にいたんですね。
なんかいい話だなぁ。
162: 159 02/06/20 04:01
それまで家族みんな、あっち側の世界というのをあまり信じていないほうだったんですが、
この出来事以降、母も父も「あっちに行くのが楽しみだ」と明るくなりました(涙
164: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 02/06/20 04:46
>>162
深く考えると怖いけど、ええ話や・・・。
引用元:https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1023599400/
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