部屋

640 :長文スマソ:02/07/06 13:18
当時私が小学校3年生くらいだったと思う。 
子供部屋でうつ伏せに寝そべりながら、兄と夢中でファミコンをしていました。 
暫くして、お腹のあたりがスースーするのに気がついたんです。 
ハッと我に返ると、足が誰かに持ち上げられて高く上がっていました。 
その姿は、まるで名古屋城のしゃちほこのよう。 
部屋には私と兄しかいません。 
びっくりして私は兄に助けを求めました。 

兄も私の異常な姿勢に驚きながらも、足を掴んで下そうと頑張ってくれました。 
でも上に引っ張る力が強くてダメだったんです。 
恐くて泣きそうになった時、兄が祖母に貰った交通安全のお守りを 
ランドセルから外し、私の足元に投げつけました。 
そしたら引っ張る力が消え、足は床に落ちたんです。 

私にはまったく霊感は無いのですが、兄は少し霊感があるようです。 
その兄が見たものは、無表情で私の足を掴んでいる若い女の人で 
お守りを投げつけると消えたそうです。 
この話を友達にしても信じてもらえません。 
あの時、逃げ出さずに助けてくれた兄に感謝。 

これが私が23年間生きてきて唯一経験した不可解な出来事です 


引用元:https://curry.5ch.net/test/read.cgi/occult/1023599400/