悲劇

157 :話1:2012/06/09(土) 19:40:30.23 ID:1ZqCpVvWO
『あるところに、少し気の弱い女の子がおりました。 
女の子は親の言うように、大学に行き、すくすくと成長しました。 
成人し、就職をして、親の言うように、子供を産み、幸せに見える家庭を築きました。 
ところが、女性となった元女の子は鬱病を患いました。 
鬱病というのは、コップに一滴一滴、溜めた水(感情)が溢れた状態です。 
女性は、泣き崩れ、来る日来る日も泣いていました。子供は心配しましたが、何もできません。 
夫は、何もしてくれません。 



158 :話2:2012/06/09(土) 19:41:24.87 ID:1ZqCpVvWO
女性は、精神科に通い始めました。 
精神科の先生は言いました「あなたは昔から良い子であろうと努力した、もう両親のために頑張らなくていいのだよ」 
女性は、二年間カウンセリングを受けた後、明るくなりました。 
家族を連れて旅行に行き、パートをし。また数年がたった頃。 
女性は、介護の資格を取り、真面目な働きも評価され、一つの介護の事業所を任されることになりました。 
老体となった両親は、素直に喜びます。 
しかし、一人で生きていく力を手に入れた女性は、不仲だった夫と別れ自由に生きることにします。 



159 :話3:2012/06/09(土) 19:42:31.70 ID:1ZqCpVvWO
子供も後押ししてくれました。 
女性は語ります「私は両親のお飾りじゃない」「私はおとぎ話の鉢かつぎのように、鉢をかついでいる状態だった」 
女性は、気の合う男性と生きていく…』 
以上、五年くらい前に母の書いた本の内容。 
これを読んだ、祖父と祖母は二人とも病を煩うようになり、祖父は去年ガンで亡くなりました。 
祖父も祖母も、子供の私に直接言うことはありませんでしたが、かなり頭にきていたと思います。 



160 :話4:2012/06/09(土) 19:44:06.71 ID:1ZqCpVvWO
後押しした子供というのは、妹の方。私たちは、姉妹です。 
家を母が出て行った後、母を避難するメールを送ったところ、私の存在は抹消されたようです。 
父とは確かに不仲で、父はかなり空気の読めないタイプの人間でしたし、オタクでしたが。母が、家を空けがちになり(自己申告では趣味の山登り)、介護の仕事をし初めて家のことを疎かにしても、何も言いませんでした。 
母は、自分を悲劇のヒロインにしてしまったのでしょう。 
鉢かづきの物語を、千回くらい読み直して欲しいです 



181 :本当にあった怖い名無し:2012/06/10(日) 16:08:30.27 ID:0UgksvL60
>>159 
子供が大人しいのをいいことに、親が自分の価値観を押し付けたから 
我慢が溜まりに溜まって鬱病になったんじゃないの。 
自分らの勝手気儘を反省することもなく頭に来るって、後味悪い親だな。 



182 :本当にあった怖い名無し:2012/06/10(日) 16:10:19.22 ID:997hG1MX0
子供を憎む親なんて相当な異常者以外いないでしょ 
ダメな子でも良い子でも全部自分の責任なんだから 



183 :本当にあった怖い名無し:2012/06/10(日) 16:25:13.23 ID:yNrdaTNL0
そうでもないよ最近は 
親が子供っぽいし 
子供の事は友達感覚とかいって責任逃れしてるし 


引用元:https://toro.5ch.net/test/read.cgi/occult/1338714214/