ろうそく

282: 本当にあった怖い名無し 2006/07/20(木) 05:18:39 ID:xDyUgTcv0
俺が大学一年の春、ばあちゃんが死んだ。それまでばあちゃんは長く入院していたのだけど、ある日容態が急変して意識不明のまま小康状態に。

それで、両親が交代で付き添ってたんだけれど、
たまたま、大学の授業が午後からだった俺が2時間くらいだけ一人で付き添うことになった時に、ばあちゃんは静かに俺の目の前で息を引き取った。

で、俺は病院からそのことを親に伝えたり、家に戻って親戚からの電話番をしたり、葬儀の準備の手伝いをしたりで大学の授業も行かなかった。

もともと、その曜日は午後に、出席を採らない講義が一つだけなのであまり気にもしなかった。
通夜と告別式は土日に行われたので、結局休んだ講義はそれだけだった。



283: 本当にあった怖い名無し 2006/07/20(木) 05:22:14 ID:xDyUgTcv0
>>282の続き。
で、次にその講義を受けにいったとき、前の講義を休んだことを思い出して、
前回どこまで進んだのかと、すこし不安になりながら教室で待っていると、
その講義の教授が、「いやぁ、前回は申し訳なかった」と言いながら教室に入ってきた。

その時まで知らなかったのだけれど、前回の講義、つまり俺が休んだ講義は、
急に休講になっていたらしく、その理由というのが、俺のばあちゃんが亡くなった日の昼ごろ、
いきなりその教授はノドの調子が悪くなって、声が出なくなってしまったので、休講にしたのだという。

俺は教室の席に座ったまま、一人でぽかーんとしてしまった。

俺のばあちゃんが逝った時刻は、午前11時30分頃。あまりにも出来すぎている気がしたけれど、
俺はそれをばあちゃん、もしくは俺が小さい頃になくなった、そのばあちゃんと夫婦だった、俺のじいちゃんの仕業じゃないかと思っている。

人によっては、単なる偶然と言うかも知れないが、少なくとも当事者である俺は、
それを否定したらいけないと思っている。


引用元:https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1152781666/