【AFP=時事】太陽系には太陽から最も遠く離れた海王星など8つの惑星があるとされているが、スペインと英国の天文学者が、少なくともあと2つ 惑星が存在するはずだと、英国王立天文学会の学会誌「Monthly Notices of the Royal Astronomical Society、(MNRAS)」で発表した。
この謎の穴の出現により、別世界的な何かが原因で発生したものかもしれないとする臆測や陰謀説が飛び交っており、異星人の仕業かもしれないとの声までも上がっている。 当初は隕石(いんせき)が原因でできたとの説が出ていたが、科学者らはこれを否定している。 露インタファクス(Interfax)通信によると、ロシア科学アカデミー(Russian Academy of Sciences)石油ガス研究所(Oil and Gas Research Institute)の バシリ・ボゴヤフレンスキー(Vasily Bogoyavlensky)副所長は「この説は、あらゆる反論に耐えられない」と話している。 同副所長は、穴は永久凍土層の地下氷の融解に起因する可能性が高いと考えている。地下氷の中に閉じ込められていたガスが解放され、 地中に蓄積されて高圧になり、ある時点で炎を伴わない爆発が起きて地面を突き破ったのだという。 インタファクス通信によると、ヤマロ・ネネツ自治管区のドミトリー・コブイルキン(Dmitry Kobylkin)知事は、謎の解明を目指し、 現地語で「世界の果て」を意味するヤマル半島(Yamal Peninsula)のツンドラ地帯にあるこの穴に科学調査団を派遣した。 永久凍土を研究している露地球氷圏研究所(Earth Cryosphere Institute)の主席研究員、マリーナ・ライブマン(Marina Leibman)氏も、同地区を調査するために派遣されたチームの一員だ。 ライブマン氏は地元当局が発表した声明の中で、穴付近には「人や機械類の痕跡は存在しないことが綿密な調査で分かった」と語っている。 また縁周辺に燃焼の跡がみられないことから、穴が隕石によってできた可能性はないだろうと同氏は指摘している。 ライブマン氏は「穴は、何らかの空洞に沼地ガス(メタン)が蓄積して圧力が上昇した際に形成された可能性が最も高い」と説明する一方で、「今までのところ、これは最も矛盾が少ない仮説にすぎず、証拠は何もない」と注意を促した。
■放射能は存在せず 露国家北極圏研究科学センター(State Scientific Centre for the Study of the Arctic)の上級研究員、アンドレイ・プレハノフ(Andrei Plekhanov)氏によると、穴の内径は約40メートル、外径は約60メートル。 「深さを正確に測るには、本格的な登山装備に身を固めた専門家が数人必要」という。 同氏は「クレーターを取り巻く隆起した縁部分の側面は絶えず崩落しているので、近づくのは極めて危険だ」と話したと、地元当局の声明は伝えている。 科学調査団が放射能レベルを測定した結果、危険な放射線は存在しないことが判明した。 地元当局は声明の中で、今回の発見によって穴はシェールガスの爆発によって形成されたのかもしれないとの推測が持ち上がっているとした上で、 「この見解も研究チームによる調査の対象となる予定」と述べている。ヤマロ・ネネツ地方は、ロシアが供給している天然ガスの80%以上を産出している。 またインタファクス通信の報道によると、科学調査団はトナカイ飼育民らの知らせをもとに、直径約15メートルと、より小型な2個目の穴を発見したという。 この穴を視察した地元議員の1人は、インタファクス通信の取材に「ボバネンコ(Bovanenkovo)の近くのクレーター によく似ているが、数倍小さく、直径は約15メートルだ。穴の中に雪があるのが見える」と語っている。(c)AFP