パラノーマルちゃんねる | 2ch怖い話まとめ

主に2ちゃんねるから怖い話等を厳選してまとめています。洒落怖、山怖、意味怖、本当にあった怖い事件、芸能人が体験した怖い話、不思議な話、実話、長編、短編、動画他

お盆

ろうそく
10/07/08
親戚の家には仏壇が二つある。

向かって左がその家の亡くなったじーさんで、右が若くして亡くなったその甥のものだという。

ただ妙なことにお盆にお邪魔しても右側の仏壇は扉が閉まったまま。なにより、かさばるのになぜふたつ置いているのか気になったので、以前たずねると親戚が話してくれた。

じーさんは消防勤務で活発な人だった。人助けも大好きで、よけいなことにまで首を突っ込むような、ある意味人のよいお節介者だったらしい。
続きを読む

お地蔵さん
17/06/26
去年の夏の話なんだが、お盆前の墓そうじに行くことになって、8月にもなると朝でも9時ぐらいで結構暑くなるから早朝に行くことにしたんだ。

確か5時30分くらいに墓場に着いて墓そうじをはじめたんだけど、まぁ俺以外誰もいないのね。

一通り作業を終えて最後に線香あげて拝んでたら、なんか子供の声みたいなのが聞こえてきた。

その墓場は山の斜面に階段状?に墓が並んでて、うちの墓は結構下のほうにある。顔を上げて上の方を見てみると、小学生前くらいの男の子が墓の間を走ってたんだ。
続きを読む

和室
11/09/19
今年のお盆に実家に帰ったときにあったこと。

まず実家についての説明を…

今の実家のある場所は、祖先は離れた土地から今の場所にやってきて、廃れたお寺だったとこに家を建てて住み始めたらしい。

その証拠に家の敷地内にお地蔵様がいくつか残ってるし、田舎でよくある屋号も、一番東のほうに家があるんだけど、お隣さんが「東」で、うちの屋号はとある地域の名前(そこらの地域から引っ越してきた?)。
続きを読む

田舎
15/04/20
今年の盆休みに実家に帰省した時のこと。

庭で焼肉をしてたんだけど、トイレに行こうとして家に一人で入ったんだ。トイレは仏壇のある居間を突っ切っていくと近道なので、廊下から居間につながる障子を開けた。

家族はみんな、庭に出ていたので居間は電気が消えており、真っ暗。

仏壇の小さなボンボリの光だけが暗闇の中に浮かんでたんだけど、その光に照らされて誰かが仏壇の前にある座卓に座ってるのが見えた。

座ってたのはひいじいちゃん。
先年、七回忌をしたはずなんだが。
続きを読む

日本人形
15/08/02
最近なぜか思い出される子供の頃の不思議な体験。

自分が物心ついてから中学生の頃まで、お盆と正月は父方の実家に寄り、そこで2~3日過ごして帰るのが毎年の行事だった。

父の実家は山梨の田舎にあり、自営業を営んでいて、母屋と離れがある。

自分たちは離れで寝泊まりするんだが、その部屋に長方形のガラスケースに入れられた日本人形があった。

おかっぱで赤い着物を着た、50cm~80cmくらいのもの。子供の自分には結構大きく見えた。
続きを読む

居酒屋
16/06/12
去年のお盆に帰省したとき。

仲良かった連中が全く帰省してきておらず、つまらないので浪人時代によく通った定食屋兼居酒屋みたいな店に久しぶりに行った。

店の親父さんも奥さんもまだまだ元気な感じで、当時の俺の事を覚えていてくれた。で、一人で酒を飲んでいると、その居酒屋に高校時代の同級生がふらっと入ってきた。

そいつは当時、割と大きめのスーパーを経営してる家の息子で、小太りな容貌もあって「社長」のあだ名で呼ばれていた奴だった。
続きを読む

少年時代
14/02/21
もう20年近く前なんだけど祖父が亡くなったときの話。

毎日午後2時に散歩に行くのが習慣で、昼を食べたあとに昼寝してるからそれを起こすのが俺の夏休みの習慣だった。

それがいくら起こしても起きなくて、祖母と一緒にもう一回起こしに行ったらその時にはもう亡くなってた。

で親とか祖母が葬儀場に連絡したり、警察とか親戚とか知り合いに連絡したりでバタバタして、小学生だった俺は線香みてて、と祖父の遺体と一緒にみんなが帰ってくるのを待ってた。
続きを読む

プール
15/06/10
怖いというか不思議な話。

学生時代、夏休みに友人と地元のプールで泳いでいたら、頭に白いハチマキをした爺様の首が水面を移動していた。

いや、首から下が水中で見えないだけで、見事な立ち泳ぎか歩いているのだろう。とにかく50メートルプール(水深が120~160と徐々に深くなっている)を結構な速さで何度も往復。
続きを読む

裏路地
16/07/11
30年くらい前の話。

うちの向かいに、腰の曲がった婆ちゃんとボケた爺ちゃんとその息子の3人が暮らしていた。

爺ちゃんは滅多に見かけなかったんだけど、婆ちゃんはよく庭のそうじしていたり、すぐ近くの公園に勝手に花植えて世話してたりして、毎日の様にあいさつしてた。当時俺は5才くらい。

ある日、母親から「お婆ちゃんが入院した」と聞いた。実際その後数日、お婆ちゃんを見かけなくなって、寂しいよなあと友達と話をしているところで夏休み突入。
続きを読む
×