
09/08/07
学生の頃友人Tから聞いた話。
ある日Tが友人BとAの家に遊びに行った。
普通の家なんだけど、階段に不気味なお面が飾ってあったそうだ。
目を彫刻刀で掘ったような、真っ白い能面のようなお面で、
なんとなく気持ち悪いと思いながらその階段を上り、
二階にあるAの部屋へ。だらだらと数時間過ごし、
そろそろ遅くなってきたので帰ることに。
帰り際、階段を下りる時ふと壁を見ると、行きにあった不気味なお面がない。
Tが「あれ?お面は?」と聞くとAは「お面?そんなものないよ」。
Aは元々お面なんか飾ってない、と言う。
Bにもそのお面が見えていたらしく、Tと確かにあったよね、と不思議に思ったらしい。