09/12/21
当時俺が大学生だった頃の話だ。
アパートの家賃を支払うために深夜にコンビニのアルバイトをしながら大学へ通うのが日課になっていた。
俺に友達はいなかったが彼女は居た。週末は彼女とデートするのが当たり前になっていた。
そんなある週末の深夜2時頃、彼女とデートをして帰ってきてアパートの階段を上り自分の部屋へ向かっていたら、
俺の部屋の前に血まみれの見知らぬ女が立っていた。俺は焦ったが、階段を下りて遠くから自分の部屋を確認した。
そしたらまだ血まみれの女が俺の部屋の前に立っている。怖かったが、遠くからその女に「大丈夫ですかー?」と声をかけてみた。
女の返事は無かった。俺は階段を上り自分の部屋の近くまで行き、またその女に声をかけたが返事は返ってこなかった。