思い出したから書いてみた。今でも不思議。長いので分けます
あれは今からちょうど6年前、忘れもしない高校1年生の夏の終わりのある日のことでした。
自転車で自宅から10km離れている学校に友達と通っていた僕は、春の頃よりだいぶ道に慣れ、
当初1時間と少しかかっていた時間も1時間を切れるようになっていました。
しかし、体感的にはそれほど早くなったとは思えませんでした。というのも10kmのうち8kmは一直線の道路だからです。
田舎道をきれいに舗装したという感じで、夏の暑い日は陽炎がいつまでも見えていました。