11/08/09
高校1年の2学期に転校してきたK君から聞いた話。
今でも気味が悪くて忘れられずにいる。
K君が中学の頃、父親がある地方都市に転勤になり家族全員で引越しすることになった。
転勤先の営業所がある都市部に社宅があったそうだが、昔から田舎暮らしにあこがれていたK君の父親は、それを断って郊外に一軒家を探して借りることにしたそうだ。
この家がかなり年季の入った広い屋敷で、玄関を入ると大きな土間があり、部屋数は10位で長い渡り廊下なんかもあったりして、昔話に出てくる庄屋さんが住んでいそうな家だったらしい。
建てられてから相当年数が経っていたらしく、あちこちガタがきていたが、とりあえず日常生活には支障がなかったらしい。