なんつーかこう、ヒドい車酔いした時みたいな気分になった話だけどいいかな。モヤモヤして気持ち悪いから聞いて欲しい。
ほっとんど会った覚えのないばあちゃんが亡くなったから葬式に出る事になった。母親のほうのばあちゃんで、記憶にあるのは猫を抱っこしてニコニコしてたことくらい。
で、葬式会場に行こうとしたら会場じゃなくて、ばあちゃんの実家に行く事になった。やっぱり田舎だからか古いけど立派な家で、庭に鯉がいる池があるのを初めてみた。
玄関開けてごあいさつ、と思ったらもうね、すぐに「うわぁ」ってなったんだわ。母親はハンカチ取り出して、俺はがまんしながら家の人を呼んであがらせてもらった。