
08/08/15
小学校低学年の頃、一人で下校中、後ろに気配を感じ振り返ると
赤いランドセルを背負った化け物みたいな顔をした女の子がとぼとぼ歩いていた。
「化け物」という表現は大袈裟だろうと思った人もいるだろうが
実際、彼女の目は両方の大きさが明らかに違ったし、顔の皮膚はブチの犬みたいに
ところどころが変な色してた。
幼く空想好きだった私は、この化け物がこのまま跡をつけてきて
人影のない所で私を殺すんじゃないかと恐怖にどきどきしていた。
自分より下等な者に対しての扱いは何となく分かっている(説明はまたいずれ)。