
11/07/05
田舎の爺ちゃんに聞いた話をちまりちまりと書こうかと。怖いかどうかと言われれば相変わらずなので、まあ話半分程度にお付き合い頂ければ。
まだ俺や兄が生まれるよりいくらか前。時期的にはちょうど今頃、6月の終わりから7月始めの事だと言う。
梅雨ただ中のその日、外は朝から土砂降りのような雨が続いていて、野良仕事に出ることもできなかった爺ちゃんは、昼間から囲炉裏端(いろりばた)で酒をちびちびと煽っていたそうだ。
他にやる事と言えばタバコを吹かすくらいしかなく、昼飯はとうに終えたとは言え、夕飯の時間にはまだずいぶんと時間がある。
自然と酒を煽る回数が多くなるが、酒瓶の中身は少々心もとない。買い置きもないので、これを飲みきってしまえば買いに行くしかないが、この土砂降りの雨の中、外に出るのは遠慮願いたい。
