歯を抜いた時の話。
抜歯後の傷に血餅(けっぺい)がみられないため歯槽骨(しそうこつ)が露出し、傷に強い痛みをともなうドライソケットってのになった。
昼は車を運転して仕事行かなきゃならないから、あまり強い痛み止めの薬も飲めない。
このドライソケットの痛みってのがハンパじゃない。普通の痛み止めなんかは何の役にもたたない。仕事なんてできるような状態じゃなかったけど、忙しくて休む事もできなかった。
歯医者が会社から近かったので、午前中に麻酔の注射を打ってもらってから、また仕事に戻るっていうのが4日位続いたんだ。麻酔は午後2時頃からきれ始め、帰宅する頃にはもう全開に近い痛みが襲う。