11/11/03
小学4年か、5年の夏休みだったと思う。
両親の仲がうまくいかなくなり、色々あって半月あまり、父親の実家に預けられた。 祖父も祖母も優しくしてくれたので寂しくはなかった。
特に祖父は、釣りの好きなオレを気に入ってくれていた。 (どうもオレの父親は釣りが好きじゃなかったらしい)
今日は朝方〇×の港、明日は夕方△□の磯、そんな感じで色々な釣り場で釣りの秘訣を教えてくれた。
「アキ(←オレ)はなかなか筋が良いわ、タケ(←父)は全然駄目だったがな...。」
そう言って笑う祖父の顔を見ると、オレも嬉しくなる。 自分でも色々工夫するし、自然に釣りが上手くなった。